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【世界もココロもグラデーションでできている】⑪ 「虹までの距離」

こんにちは 八彩理絵子です。

前回「虹はどこから出ているの?」                  についてのお話しをしました。

幼い頃は                                                                               本気で地面から出ていると思っていました。

そして、                                                                            「滑り台のように滑ってみたい」                   「色の中に入って眺めてみたい」                    「触ってみたい」 とそんなことも…


今回は「虹のひみつ」⑥                                        

「虹までの距離」についてです。

虹までどれくらいの距離なのか
想像できますか~

私は全く想像できません(笑)

でもその答えある意味正解なんです!

なぜなら虹までの距離は測れない。

虹までの距離を測ろうとして場所を変えると

そこから見えるのは別の虹

虹は太陽の光が反射されたものですので、               水滴を鏡と考えれば虹の光源は太陽と
同じだけ遠いといえるようです。 

虹が大きく見えたり、
小さく見えたりというのはありますが…

それは虹までの距離を周りの景色を参考に               人が勝手に推測した結果に過ぎません。

虹は虚像  距離は特定できない

ホース
ホースで水まきすると見えたりしますね。

円錯面上にある全ての水滴からの光が
虹になるので、自分の近くに虹を作っても
触れません。

虹に近づいたとして…

また、横から見たいと思って移動しても                 さっきあった場所に虹はなく
別の雨粒からの虹が、同じく対日点方向の円錯面上に見えるだけ。             

近づいたぶんだけ、虹は遠ざかります。

雨上がりに見える虹は、通常数百メートルから             1キロくらい離れたところで
まだ雨が降っている場合に見えます。

せっかくの🌈                            お友達に電話して見てもらいた~い

でも…

お友達も同じ条件でないと見えません。

お友達のいる場所でも日光が当たっていて、              太陽の反対側に、雨のスクリーンがないと               見えないのです。

自分とお友達が二人とも虹を見るためには               それぞれ違うスクリーンが必要になります。

どの範囲まで、虹を反射する水滴の範囲が広く分布しているかで見える範囲が決まります。

虹までの距離は特定できないということが
わかりました。

ここまで読んでいただき                        ありがとうございました。

次回は「なぜアーチ状に見えるの?」について             お話ししたいと思います。


食欲の秋!!今日の伝統色は                     前回に続き葡萄色から
「葡萄鼠」(ぶどうねず)

風呂敷
「葡萄鼠」(ぶどうねず)

「葡萄鼠」(ぶどうねず)
赤々としたブドウの色に墨を混ぜたような、渋みの強い深紫色です。                 

江戸時代中期から本格的に流行。                     この色のブームは息が長く、
昭和初期まで続きました。  
ぶどうの豊潤で尊げな紫と、
江戸の小粋な鼠のいいとこ取りが、       
長寿の秘訣といえるようです。

最後まで読んでくださり
ありがとうございました。            

大切なお時間をありがとうございました。

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