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【第一印象切りくずせる?】~世界もココロもグラデーションでできている~160

こんにちは 八彩理絵子(やいろりえこ)です。

「メラビアンの法則」から、第一印象についてお話しをしているところですが、脳は相手を見た0.1秒後には第一印象をつくっているということでした。

さて、この第一印象を切りくずすことは可能なのでしょう?かということを今回はお話しします。

第一印象からの~第二印象

まず、見た目で第一印象は決まるは、あくまでもほとんどということで、絶対ではありません

出会って第一印象が作られた後にさまざまな情報が加わることで第一印象から違う印象…第二印象にが作られることいくらでもありえます。

「人は見かけによらない」ということもありますよね。第一印象が良くてもその後悪くなることもありますし、その逆もあります。

その人が持っている特徴的な印象その他の要素にも影響を及ぼして全体の印象を変えてしまう…それがハロー効果です

※ハロー効果とは
ある対象を見るときに、目立ちやすい特徴に引きずられて他の特徴が歪められる現象のこと。光背効果、後光効果とも呼びます。心理学者のエドワード・ソーンダイクによって名づけられました。

心理学の世界では、認知バイアスと呼ばれるものの1つでもあります。

ハロー効果には、ポジティブ・ハロー効果とネガティブ・ハロー効果とがあります。

例)口コミの評価が高いと、「これだけ多くの人が高く評価しているから、良いお店に違いない」というイメージが先行し、実際の質よりも良く思う傾向にあります。逆に評価が悪ければ、実際にお店に行っていなくてもなんとなく悪いイメージを持ち、積極的に足を運ぼうとは思わないでしょう。

例)ビジネスシーン(面接試験)
面接試験でもハロー効果はよく表れます。面接官は短い時間で相手のことを理解しなければなりませんので、目から入ってくる印象にどうしても左右されてしまいます。

短い時間で判断しなければいけない場合、容姿や身だしなみを整えている方が仕事が出来そうと面接官がハロー効果に引っ張られてしまうことがあるのです。

第二印象で挽回できる?

たとえ第一印象が良くなくても、その後に身だしなみを整えて清潔感のある姿でさわやかな笑顔を繰り返し続けたとします。すると清潔感やさわやかさがハローとなって、まじめで仕事ができて頼もしい人なんて好感度アップして第二印象がぐぐっと上昇するなんてこともあります。

逆に、たとえ見た目が良くて第一印象が高評価であっても約束を守らないなどを繰り返すとどうでしょうか?それがハローとなって、仕事のできないいいかげんで信頼できない人と評価がダダ下がりになってしまいます。

第一印象が最終評価になるのは80%です。ここで注目すべきなのは残りの20%はハロー効果によって第二印象が変わっているのです。

第一印象でたとえ高評価が得られなくてもあきらめることはありません。相手の脳のインプットを書き換えることができればいいのです。新たな自分をインプットしてもらう努力をちょっとだけしてみませんか・・・

「ハロー効果」は良い方にも悪い方にも働くということは、ビジネスを行ううえでも常に意識したい部分といえるということですね。


第二印象が決まる際には、初対面で受けた第一印象とのギャップが大きく作用する点も特徴といえます。

例えば、一見爽やかで前向きそうに見える好青年が、『将来の夢なんてないけれど、お金は欲しい』『上司から注意をされるとやる気をなくす』と話していたら、見た目と話の内容に大きなギャップがあるので、悪い意味で印象に残ってしまいますよね。このように第一印象のインパクトが強いと、第二印象と比較した際に良くも悪くもギャップが生まれるのです」

第二印象で好印象を与えるのは、相互のコミュニケーションが大きく関わってくるという点において、第一印象ほど簡単ではないようです。


今日はここまでになります。
次回な~んと第三印象についてお話しいたいと思います。

ここまで読んでいただき
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