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【朗読/声だけで伝えるのは簡単ではない】~世界もココロもグラデーションでできている~344

こんにちは
八彩理絵子(やいろりえこ)です。

前回習慣化の見直しをして、どうせなら正しい努力をして成果を上げたいと思い、再設定をしてお話しをしました。なにせ、自分に甘々(これはこれで悪い事ではないけれどw)設定の目標を見失わないように進めて行けたらいいな~と思っております。

さて今日は9時頃から活動開始、とはいっても今日は外出です。山あいの会館でのもよおしで「楽しみながら朗読を学びます。お気軽にご参加ください」という朗読サロンの掲載に興味をもち、本日参加してまいりました。

始めて行く会館、ちょっと不安になり、土地勘のあるAちゃんにざっくりと事前に教えてもらった。いつも優しいAちゃん。なんとなくざっくりとわかっただけでも不安は軽減。Aちゃんいつもありがとう🥰

もちろんカーナビも設定しました。以前カーナビに翻弄されてしまったけど、きっと今日は大丈夫(笑)

もう家を出るところから案内開始を始めちゃって、なぜだかカーナビさんの案内に「ハイ!」と答えていたら(笑)coucouさんの記事を思い出したり、パッと現れた田園風景に「うわっ 気持ちいい!」と叫んで、亡くなった母の「清々する~」を真似てみたり、のどかな田舎道を通り、坂を登ったところにあるその会館。

空の写真撮り放題だな!とか思ったり、そんなこんなで無事に到着できました(あ~良かった!カーナビさんありがとう🥰)

会館の中には常設されている展示物もあるので、空の写真は帰りに撮ることにして、会館に入り受付を済ませ、そこで朗読サロンの会場場所を教えていただき行ってみました。大きな会場で、ステージ(10㎝くらいの高さ)が設置されている会場でした(体育館のよう)会場の後方?に机が並べられていましたが、まだ、冷房が効いていないのか一気に暑さを感じ汗をかきました💦

夏の必需品であるお扇子持参して良かった~思わず高速でパタパタしちゃった(笑)

程なく汗も引き温度も落ち着いたようだった。主催されてる方と少しお話しをした。

その後資料が配られたが、最初の資料

🔷『大人になれなかった弟たちに・・・・・』米倉斉加年(よねくらまさかね)さんの絵本からでした。

私は実際に絵本を観た事はありませんでしたが、このタイトルを見てなんとなくの内容がわかり、咄嗟に「ヤバい!これ絶対泣くヤツじゃん」と焦りました💦周りの人が引くほど泣いてしまう私。どうしよう・・・

本の概要

戦争中、10歳の少年は赤ん坊だった弟のミルクをぬすみ飲みし、弟は栄養失調で死んだ。子どもの目で戦争と飢えを淡々と描いています。


著者プロフィール

1934年7月10日生まれ 福岡県福岡市出身  

本名 米倉斉加年

俳優・演出家・絵師・役者・演出家として舞台、映画、テレビ、と幅広く活躍しました。



続いてA3の資料も配られました。今度のは何やら小難しそう(笑)ルビがふってある漢字がたくさん、読んでも意味もわからん💦一応注釈も載せてあるのだが・・・

🔷『山月記』(さんげつき)中島敦さんの短編小説

自意識過剰な“こじらせ男子”の話?らしい

教科書頻出でもある日本の近代文学。ご存知の方も多いのかな・・・恥ずかしながら私、存じ上げませんでした。

本の概要

『山月記』は、自負心と名声や金銭への野心に心を食いつぶされた青年が妄執ゆえに虎に変身し、なお執着を捨てきれない悲哀を描いている。


著者プロフィール

本名:中島敦

生年月日:1909年5月5日

出身地:東京都

最終学歴:東京帝国大学文学部国文科


中島は現在の東京都四谷に、漢学教員の中島田人(たびと)と母・チヨの間に生まれました

現在の東京都四谷に、漢学教員の中島田人(たびと)と母・チヨの間に生まれました。

1歳のとき両親が離婚してからは、父方の郷里埼玉県に転居、しかし父が再婚すると奈良県で暮らしています。

継母のカツが14歳で亡くなると、新たに飯尾コウという女性が継母になりました。

家庭の空気は悪く、このときの実母の不在は中島の心に傷を残し、作品にも影響を与えたとされています。


『山月記』の中の名言

人生は何事をもなさぬにはあまりに長いが何事かをなすにはあまりに短い


【解説】
中島敦の代表作『山月記』の中で、主人公が自分の挫折を自嘲していう言葉。何の目的もなく漠然と過ごすのであれば人生は長いものだが、志を遂げようとするにはあまりにも短い。中島敦自身、三十三歳で夭折した。成し遂げられなかったことへの痛切な思いでもあったのだろう。
私たちが、ある年齢に達すると、月日のたつのが早く感じられてくるようになるのは、この戒めをだれもが、無意識にもっているからだろうか。


あの~本の紹介ありがとう💗

でも今日の本題って?
朗読じゃなかった?

☆そうそう本の紹介とかじゃあないね。

朗読のボランティア活動をしておられる会の方の1ヶ月に1回の練習風景を見せていただいた感じです。

今日はこの『山月記』の数行を一人一人読んで、アドバイス受けてました。その中で基本的な事も言ってくださったので(たった一人の私のため?もあったのか?知る由もありませんが・・・)

ということで

アウトプット!!


◎姿勢よく胸を開いて、肩は力を抜いて、こうすると声がよく出ま  
 す。下を向いたり、背中が丸まっていると自分の喉をつぶしている状態で     
 すから良くはありません。

◎できるだけ目線を下げない。

◎読点「、」は作者が意図をもって付けているのだから、必ず区切る。続け
 ない。  

◎句点「。」で充分息を吸って間を取る。特に次の文が区切りまで長い時に
 は、息をしっかり吸いできるだけ一息で読み切るようにする。 

◎「てにをは」は単語と単語を繋ぐものだから協調する必要はない


◎聴いている人に伝わるように読むことの基本は一つ一つの単語を大事に
 

◎単語の第1音目をはっきりと発音、発生する。

これらを受け取りました。みなさんの一生懸命なお姿、アドバイスを真摯に受け入れる態度も含め大変勉強になりました。指導されていた方も丁寧に指導、アドバイスしてらっしゃいました。ありがとうございました。


今日はここまでになります。
ここまで読んでいただき
ありがとうございました。




私が思い出したcoucouさんの記事はこちらです。
いつもグッとくる記事です。

カーナビに翻弄された?記事はこちらになります。


清々する


気持ちいい


綺麗


山ですねぇ(笑)


最後までありがとうございます。

大切なお時間をありがとうございました。

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