『死の使徒』ペルー史上最大の殺人犯ペドロ・パブロ・ナカダ・ルデニャ解説
どうも、はちわれねこです。
今回は『死の使徒』または『死の使者』のあだ名で知られ、25人もの人間を殺害したペルー史上最大の殺人犯である、ペドロ・パブロ・ナカダ・ルデニャの解説をしたいと思います。
よろしくお願いします。
ペドロは1973年2月28日にペルーのリマにて生まれました。
ペドロ自身が報道関係者に語った話によると、彼の家庭環境はあまりよくなく、父親はアルコール依存症であり酒を飲んでは母親に暴力を振るっていました。
また、姉妹達に女装させられては通りを歩くのを強要され精神的苦痛を与えられたり、学校でもいじめにあっていたと主張しました。
4歳の頃に彼は家族で飼っていた雌犬が死んだことを兄弟のせいにされたことが原因で罰として家族から性的虐待を受けました。
これが、大きなトラウマとなり以後は小動物を虐待するようになり、そしてペドロは同性愛者になります。
ペドロが17歳になったとき畑でスイカを盗んでいたところを農夫に見つかり殺害してしまいます。これが、彼の初めての殺人でした。
また、同時期にペルー空軍にて仕事をしていたと語っているがこちらは嘘であったことが判明しています。
ペドロのフルネームであるペドロ・パブロ・ナカダ・ルデニャの「ナカダ」という名字で日系だと誤解されやすいですが、真正の日系ではなく日本に行くことを考慮し日系であると偽装するために日本国籍を持つ人間と養子縁組をして不法に得たものです。
本来の名字はメシアス・ルデニャです。また、兄弟も日本人の名字を持っています。
ペドロは2000年から2006年にかけて連続的に殺人をしていきます。犯行に使用したのはゴムのスリッパを使って自作したサイレンサー付き9ミリ拳銃でした。
2006年12月28日に警察がペドロの職場へ向かったところ、ペドロは発砲しました。しかし弾を打ち尽くして逃げているところを逮捕されて25人の殺害を自供し、17人について有罪と認められ、最長で35年間の禁固刑が課せられました。
ペドロは「世界を浄化するために、神の命令で麻薬中毒者、売春婦、同性愛者らを殺した」と自供していました。
ペドロの概要の過去経歴は彼が報道関係者に語ったものなので、真偽が怪しいなと思う部分が多いですね。
実際ペルー空軍に勤めていたという話は嘘でしたし。
しかし、仮に語られた過去が全て本当であったとしたら過酷な家庭環境だったと思われます。
父から暴力を振るわれている母を見てどう思っていたのか…。
私が思うに日常的に暴力を見る、振るわれるという環境に置かれている人は暴力に対してのハードルが低いように思います。
例えば、父親が何か気に入らないことがあり、母親を殴ると母親は謝罪をしたり気に入られるためのことをしようとするはずです。
この、母親の行動は父親が感じている問題の解決に繋がります。
これらの流れを見て育ってしまうと「暴力=問題解決の手段」と認識してまうのかもしれませんね。
まぁ、これは私が個人的に思っていることであって心理学的な根拠は一切ありませんけど。
いくら家庭環境が劣悪でも殺人を犯していい理由にもなりませんし。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
また、次回お会いできたら幸いです。
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