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プロセス5

久しぶりに仕事の依頼がきた。
いつものことだが、企画書が届くまでに
時間がかかる。
『企画書きたから今夜送りますー。』
から3日は経つ。
イライラが募る。落ち着きがなくなる。
そのことで頭がいっぱいだ。
連絡をしてみる。返事がない。
毎回この繰り返しに、
イライラを通り越して泣きそうになる。

小アルカナ ソードのキング逆位置

「何で言ったこと守れないんだ。」
「ちょっと落ち着きなさいよー。」
「ぴえん」
「オエッ、可愛くないわー。」
「・・・」
「あなたが完璧主義だとしてもよ、相手は違うのよー。」
「そうだけど…」
「もっと柔軟に考えてみてよ。待ってる時間は自由に動けるのよ。好きなことに使えるの。毎回毎回バカみたい顔して待ってたって、どうせ遅れるんだからさー。時間ができてラッキー!くらいに思えばいいのよー。」
「あっ、そっかー、そうだよね。
じゃないわよ!バカみたいな顔って何よ!
ちょっと言葉に気をつけてよね!」
「ごめんごめん。まっ、ワクワクすることやってみたらいいわよ!」

今までの時間が…あゝ不毛。
でも、今気づくとができたんだ。
これもラッキーなことだ。
とりあえず、気分転換にお昼寝だ。

つづく

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