ウルスルスサビクワガタ 飼育記#1
ウルスルスサビクワガタ(Dorcus ursulus)
産地 中国 雲南省 大理市 剣川県 象図郷 松坪村
サイズ ♂約23mm♀Free(測る前に産卵セットに入れてしまった)
累代 WF2
2024年2月17日 飼育開始
ウルスルスサビクワガタ 飼育記#1
はじめに
中国だけでなくインドの北東部からタイ北西部など、アジアの大陸部に広く分布しているサビクワガタ。
分布域が被っている(と思われる)ベルティヌスやカワムラと比べると丸っこい体型をしているのが特徴。ビークワ68号にて各種の写真が載っているので見比べる事ができます。素人目にも「なんとなく違うな」というのは伝わりますね。
そしてこのウルスルスですが、ドルクス属のサビクワガタの中では大きくなる種類のようです。大きいといっても30mm超え(飼育下)という世界だそうですが…
生体はヤフオクにて入手。
出品商品の一覧を眺めていたら、ふと本種が目に留まりました。
お手頃な開始価格だったのもあって入札してみましたが、全く競り合う事も無くそのまま落札。
出品者さんの梱包も丁寧でしたし、生体の状態も良かったので有難かったですね。以前にあまりよろしくない梱包と生体を引いてしまったもので…
2/19 産卵セット
調べた感じ、ドルクスのサビクワガタは概ね飼育も容易っぽい?
後食も既に開始しているらしいので届いてすぐに同居させてみましたが、気付いた時にはもう交尾してました。早すぎる…
ただ、メスが餌をドカ食いし始めたので産卵セットへの投入は翌日まで待つ事に。なお食いながら交尾もしていた模様。
翌朝にセットへ投入。
容器はダイソーのメガコンテナー。
マットはNマット(RTN)とnewヒラタ産卵マット(DDA)を混ぜた物。
あとは柔らかめの産卵木1本。
特に凝ったことはしていない普通の産卵セット。
少々古いマットなのですが、材に産む傾向が強いらしいのでそこまで気にしなくても大丈夫か?
幼虫もすごく小さいはずなので割出しは3ヶ月後ぐらいと考えています。
しかし、長期間放置するとメスが幼虫を食べちゃうかもなのでゼリーは切らさないよう気を付けます。
結構大きな容器を使いましたが、小型種なので多少取れすぎても問題無さそう。
お手頃でしたが、なかなかお目にかからない種なので大事に繋いでいきたいですね。
動画
今回のウルスルスサビクワガタを動画でも紹介しています。
お時間があればこちらもどうぞ。
動画チャンネルページ(YouTube,ニコニコ動画)
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