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メタリフェルホソアカクワガタ(サンギレンシス) 飼育記#3

24年 7月 オス羽化

メスは6月の中旬に軒並み羽化or自力ハッチを確認。

オスは3頭いましたが、うち1頭が先に羽化。
メスは既に活動開始しているものの、このぐらいのズレならペアリングには間に合いそうです。
他はこれ書いている段階(7/15)で前蛹なので、羽化が終わり次第追記します。

♂74mm

R5 11/3 ヒラタノコ一番 220ccカップ(廃材割り出し)
R6 1/20 モンスターマット1500cc (〃pro 50% ) 4g
5/14 DOS生オガ 1500cc (捨て瓶) 未計測
7月上旬羽化確認

♀28mm(最大個体)

R5 11/3 ヒラタノコ一番 220ccカップ(廃材割り出し)
R6 1/20 モンスターマット1500cc (〃pro 50% ) 3g オスと勘違いした
6/16自力ハッチ確認

親が73mmでしたので一応親越えとなりました。
なお飼育レコードは89.1mm、壁にしては高すぎますね。

ただ正直あんまり手応えを感じてなかったので70mmを超えていたのは意外。
最後は交換せずに引っ張ってしまいたかったのですが、マットがかなりパサついていたので断念。今思えばマットの詰めが緩かったような…
逆にガチ詰めは酸欠の問題もありますが、粒子の荒いマットを混ぜれば固く詰めてもある程度は抑制できると思います。要検討。

餌のつなぎ方もこうして見るとガバガバですね。カップで引っ張り過ぎ。
この種に使うならもう一回り小さいカップでもいいかもしれない。その後800→1500(オスのみ)で羽化させるのがベターかな?

2本目は生オガ主体のマットを使用。1頭だけ食い渋る個体が出たものの、母数が少ないため適正的な話はなんとも言えない。
少なくともホソアカ中でもメタリは割となんでも食べてくれそうなイメージ。マットの種類よりは保湿や劣化防止などマット内の環境を保つ事の方が重要かもしれません。

温度は基本的に低温で管理(16~18℃)をしました。
2本目からは暖房付きの部屋の中で、底冷えを利用できる場所に置きました。寒い時は15℃くらいまで冷えていたと思います。
ただ、春先になってもそのままにしていたので、この個体に関しては最終的には20℃を下回らないぐらいの管理になったと思います。
結果的に少し早い羽化になりましたが、メスとの兼ね合いを考えると悪くなかったですね。

サイズを狙うなら低温管理は有効だと思いますが、羽化ズレの事も頭に入れるのなら、何頭かは途中から温度を上げるのも手かもしれません。

地味に産卵も苦戦しましたが、思えばマットの水分が足らなかったと思います。次世代では20くらい採れたらいいなぁと…

うーん、やはりいい虫です。サンギレンシス。

今回は思っていたよりサイズが出て少し自信にはなりましたが、ここから大型を目指そうとすると沼なんだろうなぁ…


今回羽化したサンギレンシスに関しては動画においても紹介しています。
他にも動画を投稿しているので、当YouTubeチャンネルの方もよろしくお願いします。


8/18 追加オス掘り出し

♂76mm

10/14割り出し Nマット220cc
2/19 モンスターマット(〃pro 50%) 1500cc(多分)
4/24 EXフレーク 1500cc 7g
8/18 掘り出し

♂76mm

10/14割り出し Nマット220cc
2/19 モンスターマット(〃pro 50%) 1500cc(多分)
4/24 EXフレーク 1500cc 5g
8/18 掘り出し

最初から最後まで低温管理の2頭。
不全なく綺麗に羽化してました。
外側から全体が見えなかったのでサイズが読めなかったのですが、2頭とも前回の掘り出し個体を上回るサイズで大満足。

どちらも76mmですが、2頭目の方が心なしか大顎にストレートっぽさあります。外に広がってない分小さく見えたのですが、ほぼ同サイズでした。

マットに暴れた跡がほとんど見られなかったので、伸びたというよりは「縮まなかった」と言った方が適切かもしれない。
しっかりと体重を乗せる事ができれば80mm超えも見えてくるか…?


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