今の派遣社員って不遇過ぎませんか?

駅でも無料で求人冊子は手に入りますし電車内でもネット広告でも転職サイトがたくさんあります。
膨大な量から探すのも大変ですから、特化型のサイトもかなりある
当然その手の特化型は資格が必要なので手に職のある人は大助かりだと思います。

パート・アルバイトというのは何か他にやることがある、
例えば子育ての合間だったり授業の無い時間だったり
生活の足し…学費や家賃・お小遣いといった付加価値の為でしょう
もしくは他にやりたいことがある、それまでの間の穴埋め的要素
なんだと思います

派遣社員はどうでしょう?
謳い文句としては
雇用に縛られない・好きに時間を調整できる・自分に合った仕事を選べる
等と言われていますが実際どうでしょうか?
確かに派遣先の会社との雇用契約がないので嫌ならすぐ辞められるという点が一番の処ですが時間の調整というのは違うかな?と
気にしなければ休めるとは思いますが、
大抵派遣としている方は生活の基盤として働いているはずなので
性格的に向き不向きはかなりあるかと。


派遣会社に登録すると多くの求人広告を見ることが出来ます
場所によってはその会社の評価も見れます
こんなコロナの時代でも働けるところは沢山あるんだなと
何をしたいか未だ決まらずにいてもちょっと気持ちに余裕が出来てきますね。

けれど何故ここまで求人広告がありそして派遣会社が沢山あるのか考えたことはありますか?

ちょっと前に調べて見たのですが
派遣会社はさほど儲からないとの記事が結構ありました
確かに一人の人間を会社に紹介して
保険や年金といった社会保険を計算して支払いもしてくれる
自ら確定申告をするのが面倒だなって感じるならすごく助かりますし
長期で契約していれば有休も貰える
他にもありますが、その辺は詳しく
派遣会社のサイトに行けば大抵載っていますので端折ります


思うんですよ
その賃金の出所がどのような流れなのかが。
派遣先の会社から出るのは間違いないですよね
支払いは派遣会社からだとしても。

ブラックな個人経営のところは
派遣だと思ったら日雇い扱いで中抜するだけという
3Kの職種にはよくありました

今は大抵広告代理店の系列か派生でしょう
冊子やサイトに載せるのに少額の手数料を貰う
もしくは人気の職種に営業に行って
成功報酬として手付金を貰う契約をするとかじゃないですかね?
あとは日給見込みの時給換算での交渉といった感じかな?
そこには派遣される人の賃金とその他福利の日換算と
そこでの手数料、担当の給料なり会社の利益…


紹介する側は慈善事業じゃありません
それを職として運営してるんですよ?
言わば派遣社員をしてる方が派遣会社を養ってるのです
1人の派遣会社員を養うのに20人30人と担当して
成功例が上がれば給料も上がると言ったところでしょう
営業職なんですよね。

自分で直接交渉とかそりゃ面倒だし
それだけのスキルがあるならそもそも派遣なんてやってません

派遣先の会社だって派遣を雇うのは
正社員として切れない雇用を受け入れたくない
低賃金でなるたけ仕事をさせたい
だから給料低いしボーナスなんて無いんですよね
雇用の話もまずしてこない


かつてのバブル以降、非正規が当たり前になり
会社の利益を出すためにと。
利益が出ても低賃金の旨みが忘れられず雇用は保留
そして今も新型コロナだからと雇用を更にしない
逆に人件費削減を大々的にやって
多くの仕事を派遣に押し付けてる始末

メリットに見合う基盤が出来ないのに
生活の要として派遣を選ぶのはもう辞めたほうがいいかと思います
辞めてもすぐに仕事があるわけではありません
次に至るまでの保証はありません

仕事をするなら
なるたけ正社員を目指したほうがいいです
辞めるにしてもたかだか2か月しか掛かりません


そうは言っても難しいかもしれませんよね
結局入社したら全然違ったとか
給料が少ないとか色々目にしないようにしていても聞こえてきますし。

働いてきて思うことは
取れるなら資格は取りましょう
そして
契約社員にはならないほうがいいです。
特に派遣社員や外国人労働者の雇用に力を入れているところでは。
前回触れましたが
待遇は派遣と同等・規約に縛られる・仕事量は格段に上乗せ
それが事実でした

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