地震体験記

もし、電気が止まって水が使えなくなったらどうしますか?2週間も入浴出来なかったら、耐えられますか?想像できますか?
1995.1.17.朝、まさに起こりました。阪神淡路大震災です。私は当時2歳でした。兵庫区に居ました。電気も止まり、水も出ない。幸い、ガスは使える。ラジオの放送で98%の地域がライフラインの復旧を伝えたが、私達家族のいた地域はその残りの2%。支援物資は届かなかった。住んでいた建物は半壊。
しかし、私達は協力して生き延びた。
2011.3.11.東北地方太平洋沖地震
大きな地震と津波で甚大な被害をもたらした。
親戚が東北地方にいるので、仕送りや安否確認などで慌しかった。近所ではスーパーでも買い占めが起こり何も買えない状況だったようだ。
地震から数年後、実際に現地に行き、被害の大きさや津波被害にあった近所の小学校へも訪れた。
その後も地震による被害は数知れない。
いつ、どこで来るかがわからないから余計に怖い。しかし、この反動で買い出しに出るのは訳が違う。必要な人たちにちゃんと供給できるようにせねばならないと、私は思う。買い占めは良くない。必要最低限にとどめてほしいと願う。最近、令和の米騒動と騒ぎにもなった。
物を買える、電気が使える。水が出る。何不自由なく生活できることに日頃から感謝すべきだと思う。過去の経験あってこその今がある。地震を予知することや対策をすること。その状況になった時に判断できるように冷静になること。
もしもに備えておかないと、何が起こるかわからないから。

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