抜歯した話。パート2
右下の奥歯を抜歯してきた。抜歯するとなぜか気分がハイになる。恐怖と向き合うからだろうか。
前回の抜歯の時書いた記事はこちら。この時、EXITの漫才動画にハマってたのは言うまでもない。
今回は口腔外科に行ってきた。前情報で下の歯は抜歯が大変と聞いていたので覚悟していた。明らかに怯えているのが伝わったのか、看護師さんが優しかった…
始めに麻酔をするため2回にわけて針を通す。この麻酔が2回目、少し痛かった。歯茎の中が炎症してるらしく、膿がでてきているらしい。1回目で麻酔効いてきてるのに、麻酔なしノーマルな身体の状態だったらどんだけ痛いんだろうとしなくていい妄想をする自分。
歯医者では歯茎を切開すると聞いていたが、完全に埋まってるわけでもないのでよっぽど抜けにくいとかではない限り切開なしでただ抜歯するということになった。
抜歯は医者に「押しますよ」いわれた時にグイグイ押される感覚のみがあった。身体の反射なのだろうか、暑くないのに汗をかいていた。ちなみにこの時、脳内でKingNGnuの白日が流れていた。
思っていたよりもあっさり抜歯は終わった。体感的には前回かかりつけの歯医者で抜いた時よりも半分くらい。予防歯科に特化した歯医者だったので、やはり抜歯は口腔外科のがプロ、ということなのだろうか。
抜歯が終わり、歯をくれるそぶりが無かったので自分から持ち帰りたいと言った。消毒して渡してくれたので今回も歯を手に入れた。
抜歯した歯を眺めているとやっぱり感慨深い。
歯の気持ちを想像してみる…
ずっと一緒にいられると思ってたのに。
いつか離れる日が来ると、想像はしてた。
でも、こんなにあっさり、離れる日が来るなんて。
心のどこかで自分は特別だって、勘違いしてた。
貴方と一緒に食べたごはんを忘れない。
さようなら、貴方。さようなら、馬鹿な自分。
わたしの形が残ってる跡が消えるまで、せめてわたしを忘れないで。
…なんかポエムみたいになった。
次抜くのは左下の奥歯になる。これで最後だ。
今回、膿が歯茎の中に溜まってたというのがショッキングだった、今回は痛み止めのほかに、抗生物質も処方されたので身体の負担を考えたらやはり抜歯は早いほうが良いだろう。痛みが無くても親知らずある方は診てもらうことをお勧めする。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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