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腎臓を治したいなら肝臓から。

お腹をくだしていることを、

「お腹が冷えてる」っていいますよね。

胃の調子が悪い人は、

「胃が冷たい」なんてこともいいます。



内臓の、どこが悪いとしても、その悪い部分の血行は悪化しています。

特定部位の血行を改善することで、その部位の「治療」になります。



例外があります。

心臓と腎臓です。

この二つは、使用回数が決まってる臓器。

血行を良くすることで、逆に臓器の寿命が縮みます。

ですから、心臓と腎臓は温めてはいけません。



※ ちなみに、男性の睾丸もです。温めるどころか、むしろ冷やさなくてはならないくらいの臓器です。



腎臓を治したいなら、肝臓から。


とくに、腎臓が悪い方にお勧めするのが、腎臓ではなく、肝臓の血行をよくし、肝臓を治すことで、腎臓の負担を減らす作戦です。

肝臓も腎臓も、解毒が主な仕事です。
肝臓がしっかり働いてくれるようになれば、腎臓の負担は軽くなる…

だから、「肝腎かなめ」なんて言葉もあります。

(肝心かなめ、という言い方もありますが、東洋医学をやっている人なら、肝心じゃなく、肝腎だと考えるところです)

肝臓と腎臓はセットです。


具体的には


肝臓のあたりに、ミニカイロ(でっかいカイロはちょっと負担すぎるので)をつけてみて、調子が良いようでしたら、続けてみてください。

その時、つける場所は、脇からくだって、あばら骨の一番下あたりが良いです。そのあたり、肝臓の疲れポイントなので、軽く押すと圧痛があります。

「ちょっと楽かも…」と感じるかどうかがポイントです。

逆にしんどくなるようであれば、すぐはずしてください。柔軟につけたり、はずしたりすることが、大事です。



なお、カイロは皮膚に直接つけてはいけないものです。低温火傷するからです。

服を一、二枚重ねてその上につけることをお勧めします。


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