サンカク

わたしの最近と、本と、音楽と、映画と、創作意欲の、 爆発について

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最近の記事

ぼやけた日常と、ひとつの物語の終わり。

この世界がきみのために存在すると思ってはいけない。世界はきみを入れる容器ではない。 世界ときみは、二本の木が並んで立つように、どちらも寄りかかることなく、それぞれまっすぐに立っている。 きみは自分のそばに世界という立派な木があることを知っている。それを喜んでいる。世界の方はあまりきみのことを考えていないかもしれない。 『スティル・ライフ』 ひとつ

    • 音楽の原野

      ひどく落ち込む日があれば、なんだ、簡単に救われそうだぞ!と回復する日だってある。 そんな簡単なことを、忘れつつありました。 最近は、音楽との付き合いが妙に薄く。 それは何故かって、おうちにネット環境を開設していないので、YouTubeで気軽に音を聴けないからですね。 でも、音がなくても別に大丈夫だろうと思っていたのですよ。 最近塞ぎがちなのも、それとは関係のないことだと。思っていたのです。 なのに今日、喫茶店で、同期に借りた漫画を開いて、なんとはなしに良さそうなUKロック

      • 此処は誰かのための場所ではないから泣くな

        自分の慰めのために文章を編むのは愚か者のすることなのか、 村上春樹がノルウェイの森で似たようなことを書いていたな。 確か、自分に同情するな、か。 音楽も映画も本も、 只自分のためだけに消費する現在につき、 わたしは大層拗れた人間である。否めない。 とにかくは、 そのときそのとき、 行った場所。感じたこと。記憶、夢、好きについて。 雑多に綴る場所として此処を選びます。 人生は旅だと感じる今日この頃。 感性を揺るがす師と出会う度に、戻る孤島として。

      ぼやけた日常と、ひとつの物語の終わり。