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世界一貧しい大統領から学んだ時間の価値について

私が人生で最も価値ある物は「時間」だと考えています。なかでも家族、恋人、友人と共有する時間がとても大切です。一人で過ごすことよりも、誰かと楽しみを共有することで思い出という形で記憶に残るため、良い時間を過ごした感覚になります。
私は今でこそ「時間」に価値を感じていますが以前は、お金を稼ぐ為に時間を犠牲にしていたと思います。学生時代はバイト代を洋服や飲み会の費用に費やしていました。特に洋服や高価な物を買うことで優越感に浸っていたことを覚えています。承認欲求を受けることそのものに囚われ、同時に時間とお金を失うような生き方をしていました。
社会人になり新卒の低月収で生活をするなか、とても贅沢ができるような状況ではありませんでした。
そこでたまたま見たニュースで知ったのが、「世界一貧しい大統領」として知られるムスカ前ウルグアイ大統領で彼が言ったこの言葉は私にとって価値観を変えるものとなりました。

「幸せとは物を買うことと勘違いしているからだよ。幸せは人間のように命あるものからしかもらえないんだ。物は幸せにしてくれない。幸せにしてくれるのは生き物なんだ。」
「私はシンプルなんだよ。無駄遣いしたりいろんな物を買い込むのが好きじゃないんだ。その方が時間が残ると思うから。もっと自由だからだよ。」
「なぜ、自由か…?あまり消費しないことで大量に購入した物の支払いに追われ必至に仕事をする必要がないからさ。根本的な問題は君が何かを買うときお金で買っているわけではないということさ。そのお金を得るために使った『時間』で買っているんだよ。請求書やクレジットカードローンなどを支払うために働く必要があるのならそれは自由ではないんだ。」

この言葉は人生の岐路に立たされた時にいつも読み返します。現在は浪費家を辞め、時間に価値を置く生活をするようにしています。そうすることで背伸びせず自分らしく生きるきっかけになったと感じています。

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