どんなに苦しくてもワクワクしながら仕事ができる理由とは
ワクワクしながら毎日仕事をしている、と人に話すと、たいていの場合
「なんか悩みがなさそうな感じですもんね」
「毎日なんでそんなに楽しそうなんですか」
という反応が返ってきます。
悩みがないだなんて、とんでもない。悩みは多々ありますし、問題も毎日のように降り注いでくるんですが、悩まないだけなんです。
悩まないというのは、問題や課題について考えないようにする、現実逃避ではなく「困難をワクワクに変える秘訣」を知っているから、「悩みはあれど悩まない」というマインドで仕事に取組みことができてると思います。
毎日毎日楽しいことや面白いことばかり起きるわけではないのが、仕事というものですが、そんな中で笑顔になれる瞬間がどうすれば生まれるか紹介したいと思います。
毎日の問題をゲーム化してしまう
面白がることが笑顔の始まり
「楽しいから笑うのではない、笑うから楽しいのだ」という名言があります。どんな状況であっても、捉え方を変えるだけで“楽しむ”ことができてしまうのは真実です。
フルマラソンを走る、過酷な筋トレをする、といった苦行でも、楽しいといって参加する人がいるわけで、物理的であったり現実的なところで苦しいから必ずしもつらいばかりではないと言えます。
どんな苦境や逆境が仕事で訪れても楽しんでしまえる秘訣を一言でいえば
「ゲーム化してしまう」です。
面白いゲームの4大法則
勝てるデザインになっている
斬新な課題がある
目標がある
適切なフィードバックがある
1.勝てるデザインになっている
最初からクリアするのが絶対できないようなゲームは「無理ゲー」と呼ばれ、ゲーム好きな人の中でも評価は最悪となります。
ちょっと頑張ればクリアできそうな壁だからこそ、燃えるわけです。
問題が大きすぎて難しいと思ったら、やり切れそうな大きさまで細分化する工夫によって次から次へとクリアしていくことができます。
レベル感の設計大事ですね。
2.斬新な課題がある
人間は飽きる生き物であると言われていますが、同じことの繰り返しが続くと退屈してしまいます。退屈は最大の敵となりますね。
なので、新しいことにチャレンジすることが大事ですね。
3.目標がある
仕事の種類によっては、内容を自分で自由に創造できないものも多々あります。
ですが、同じような作業の繰り返しだったとしても、やり切ってしまうまでのタイムトライアルをしてみたり、時間内にいくつ仕上げることができるかなどのチャレンジをすることで、ドーパミンをダダ洩れさせていくことができます。
これが目標設定の効果ですね。「何をいつまでにどれくらい」といった3つの要素を設定しておくだけでも断然楽しくなってきます。
4.適切なフィードバックがある
その昔、ナポレオンは「兵士は、この小さなリボンのために命を投げ出す」と言ったらしいですが、評価されたりコメントをもらうことが、ゲームへのやる気を盛り上げてくれるものです。
仕事の成果をアウトプットする仕組みを作っておくと、自分の備忘録になりますし、自分の仕事を客観的に見ることにもなりますね。
集客が好きな理由
イベントの広報隊長に任命していただくことが多いのですが、多くの人は集客という言葉を聞くだけでネガティブな響きを感じたり、苦手だという思いを持っているようです。
しかし、わたくしにとって、イベント来場者が集まるためのお声かけ「招待活動」は、楽しいゲームなんです。
もちろん、メッセージを送ったりしていると、冷たい断りのメッセージも多々ありますし、まったく返事が来ないこともあります。
いわゆる「心が折れそうになる」時です。
それを楽しく乗り切ってしまうのが、ゲーム化することで簡単にできてしまうのを、毎回実感しています。
セミコングランプリ2022
今年に入ってからでは「セミコングランプリ2022」というコンテストイベントにて広報リーダーを拝命しておりました。目標は3000名。期間は1ヵ月。
広報として、いろんな作戦を考えますし、たった一人で取り組むわけではなく、広報チームを組織して活動しますが、最終的には個別メッセージが必要になります。
断られることを恐れていては前に進みません。
告知文を考えて送信していくわけですが、やはり反応などを見ながら少しずつ調整していきます。
中には、こんな情報を待っていたんです!という嬉しい返信が来たりもします。これが、最高に気持ちいい瞬間、笑顔になれた瞬間です。
でも、それだけではありません。その一日にやり切ってしまいたいと思っているメッセージ数をやり切ったときの充実感!
今日もやり切ったぞ、という想いがあれば、自然に笑顔になってくるんです。ゲームで1面クリアしたかのような達成感ですね!
ゲーム化は命も救う
雪山遭難から生き延びた
南半球最大の山、ペルー・アンデス山脈で遭難したシンプソンとサイモンという人のエピソードがあります。
頂上にたどり着いたのは良かったのですが、下山の時、滑り落ちてしまい、運悪く足を骨折してしまいます。厳しい冬の雪山で、不利な条件の中、どうやって生き延びたのか。
目標物を設定して、20分であの氷河のとこまで行けるか!
といったゲームを自分の中でイメージ。その通りクリアしたら OK 、めっちゃ喜ぶといった形でゲームに夢中になってクリアしてるうちに、ベースキャンプにたどり着き命拾いしたそうです。
まとめ
どんなに苦しい状況にあっても、問題の細分化、チャレンジ、具体的目標、そしてフィードバックをもらう仕組みを作ることでゲーム化してしまえば、楽しむことができて、笑顔というご褒美が待ってます。
毎日ワクワクしながら楽しんでいきましょ!
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