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アントレプレナーは実業家であれ!楽天株式会社三木谷社長の熱いメッセージ

楽天株式会社という名前を聞いて、何の会社だとイメージしますか?

多くの人は、楽天市場を真っ先に思い浮かべるかもしれません。
また、ある人は楽天カードとかポイントのイメージが強いかもしれません。

先日、楽天株式会社 三木谷社長の講演をお聞きする機会がありました。
起業家にとって非常に勉強になる話があったのでシェアしていきたいと思います。

楽天とはいったい何か?

楽天株式会社とは?
そう問われて、三木谷社長は情報インフラ産業を取り扱っている企業だと回答していました。

確かに、事業のスタートは楽天市場というショッピングモールだったかもしれませんが、それは最初に一点突破するポイントを作っただけに過ぎないと言います。

その後、楽天銀行、楽天カード、楽天証券、楽天生命などサービスを増やしています。

今後はありとあらゆるサービスを楽天というプラットフォームを上で走らせることができるようにしていくという展開についても語っていました。

今後の世の中

ほとんどのものがインターネットとAIにつながる社会になっていくといいます。現に自動車でさえもインターネットにつながるようになっています。

まさに100年に1度の大変革の時代にいます。
この中で生き残っていくには次の4つのうちどれかで稼いでいく必要があります。

■金融
■人材
■知的財産
■観光資源

楽天の戦略

①カードとポイントの可能性
楽天カードは2300万枚発行を目標に驀進中!
ポイントやマイルはどこでもやっていますが、楽天はポイントにエンターテイメント性をもたせていると言います。

所有しているスポーツチームの勝利でポイント〇倍とか、お買い物マラソンなどイベントにしているのがまさしく、それですね。

②ジョイントベンチャー
楽天というプラットフォームに物流というブロックを追加するために日本郵便と提携。日本最大級のネットワークをほこるロジスティクス企業と手を組むことで最初からスタートダッシュしている。

楽天は、楽天銀行☛楽天カード☛楽天証券 という3つのサービスをくるくると回す、トリプル戦略をとっているが、どれもイチから立ち上げたわけではなく、ジョイントで生まれている。

③新分野
楽天メディカル
がん治療において光免疫という新しい技術に目をとめて、投資をしている。
しかし、きっかけは自分の父親ががんであることがわかったために、なんとか救えないかと情報を探したということ。売れるか売れないかではなく、何のためにするのかが大事だとわかる良い例

起業家ではなく実業家であれ

三木谷社長のモットーは

実業家精神こそが世の中を変える

ということ。

実業とは

一般的には「社会にとって有益な価値を提供している事業」のことです。

具体的な分野としては、「農業」「水産業」「工業」「商業」など、生産や経済に関連する事業のことを指します。

堅実でまっとうな事業を経営して、その対価として収益を得ている人を実業家と呼びます。実業家は起業家に対して狭義の意味で使われ、起業家の形態の一種ということとなります。

わくわく商店街も、オンライン商店街コミュニティの運営事業という、パッと聞けば ? が浮かびそうな内容の事業を行っていますが、「社会にとって有益な価値を提供している事業」 という認識を得られるように頑張っていきます


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