自分のまわりにあった境界がすっと消える瞬間
対話をすることで得られるものとは?
対話の会に定期的に参加して感じているのは、参加するたびに自分らしさを取り戻していること。
そこには、安心安全な場という信頼感もあるし、誰かに対して伝えるのではなく、ただ場に言葉を置いてくるという自由さもあると思っている。
また、呼吸が深くなり、身体が温まってくる、身体のコンディションがととのっていくことも、対話の場が心地よいと感じる1つの理由だと思う。
つながっているという感覚
今回、対話の場に参加した方が、口々に言葉にしていたのは、境界線が消えていくのを感じているということ。
みんながつながっているという感覚を対話の場に感じているというのが印象的だった。
伝えるとか伝わるとかじゃなく、理解されるとかできるとかじゃなく。
共有するという感覚がある。
対話の場に参加することによってできあがるつながりは、ネットワークというより、もっと網目のように細かくつながっていく“メッシュワーク”ではないかという話がでていた。
みんなの意図がつながっていく感覚に心地よさを感じる人たちが、対話の場に魅せられていくのだろうと感じる。
対話と菌の世界
おかげさまキャラバン とツアーの名前を付けた理由の一つでもありますが、見えるもの見えないものに関わらず、いろんなものに支えられ助けられて自分たちの生活が成り立っていることを、ついつい忘れてしまいがち。
でも、昔から日本人は「おかげさま」という言葉で、見えないものに対する感謝を忘れないようにしていた。
見えなくてもお世話になっているものと言えば、“菌”の働き。
同じ釜の飯を食うと絆が深まるなんて言いますが、同じ時に同じものを食べるというだけのことではなく、菌のやりとりをして、同じ菌を共有するようになるので仲良くなるのかも。
さらには、菌の働きにより自分たちの行動や感情が左右されている可能性すらあると感じる。
情報が少ないことで感度があがる⁉
現代社会は情報の波と渦に押し流され、あふれかえっていると言えるかもしれないのですが、実は必要なものと不要なものを見分ける感度は、普段から情報の少ないところに身を置くことで磨かれるのかもしれない。
今回、対話の場が開かれたのが神奈川県の葉山町だったこともあるが、葉山町やその近郊から参加した人がほとんどだった。
葉山町で暮らしていると、圧倒的に目に入る情報量が少ないということは、みなの共通認識というか、意見の一致したところだった。
目に入る情報が少ないことのメリット
必要なものだけつながる
いろんな人たちがいるが、すべてが混合するのではなく、交わらない感じがある。
人と人を介して情報が伝わるコミュニティ文化
オンラインではなくリアルな人と人のつながりで情報が伝わってくる。
例えば、めちゃくちゃ美味しいケーキ屋さんだが、広告も宣伝もなく、口コミだけで販売情報が流れてくるなど。
中心地がなく、良い意味で分散している
駅前ロータリーとか、広場的な、みんなの集まる中心地のようなものがないので、これも情報量が溢れるのを押さえているのではないかと思われる。
必要・不要の感度を上げるには対話
自分にとって必要かどうかを見極める感度を高めるにも対話が欠かせない。
食べ物との対話
環境との対話
菌や身体との対話
人との対話だけでなく、あらゆるものと対話することによって、自分の感性がどんどん磨かれてゆくのだろう。
同じものを食べ、同じ空間にいるということ
おかげさまキャラバンツアー 香川編で開催する、
ゲストハウス クーベルでの対話リトリートが、今回の対話会の内容にビビっとリンクした。
というわけで、クーベルのオーナー 浪越さんや キャラバンのメンバー まゆまゆとインスタライブ
同じものを食べ 同じ空間にとどまり そして対話することで
自分らしく振る舞えるようになるのではないか。
そんなお話をしました。
おかげさまキャラバンについては、こちらをチェックしてくださいね☆彡
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