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元看護師が、ビビりながらコーヒー店の面接に行ってきた話。

前職の看護師を辞めて早2年。

辞めるに当たっては、職場とそれは揉めに揉めた。熾烈な辞める辞めさせない闘争は2ヶ月に及び、ようやく退職する頃には私は搾りカスみたいになっていた。

人間に疲れた私は引きこもりがちになり、インドア主婦として細々と暮らしていた。

けれど、仕事を辞めたことで徐々にメンタルも回復し、また、懐がさみしくなった事もあって再就職を考えるようになった。

仕事と言ってももう看護師はいやだなあと思ったので、転職サイトに登録して他職種の仕事を探すことにした。

人とあまり関わらない仕事内容で、子供がいる為に短時間の仕事を希望したが、まあこれが無いこと。

私が住む片田舎には、そんな都合の良い職場はそうそう無い様子。

1つあったのは、パソコン?とかの部品をはんだごてでひたすら焼き付けていく工場の仕事。

我儘な私は、はんだごて熱そうで怖いしと、言い訳してはぐだぐだしていた。

そんな時にほんと突然に、茨城県笠間市の笠間稲荷に行く機会があった。

夫と行ったのだが、参拝を終え、ふと立ち寄った土産物のお店のおじさんに、

この神社には呼ばれた人しか来れないんだよ。きっといい事があるから、その時は必ずお礼参りに来た方がいいよ。

と言われた。

なんかもうキラキラした綺麗な瞳の、優しいおじさんだった。多分無意識に神様のお使いをされてるんじゃないかなあと思った。

で、帰ってきてから、そうだ、前からカフェとかで働きたかったなと思い立ち、近くのコーヒー店をネットで調べたら求人募集していた。

でも迷った。ブランクあるし、畑違いの仕事しかしてないし、また人間関係で揉めて搾りカスにされる可能性もある。

数日ウロウロしてようやく就職希望の電話を入れ、本日面接に行ってきました。もう面接までのくだりが長い長い。

で、お店に伺った所、他のお客様のすぐ隣の席で店長と面接開始。

お隣のマダム方が、娘の結婚について濃い会話をされていて、若干そちらに耳がダンボになりつつも志望動機とか色々述べてきた。

人がいないとされる時間帯に入れると言った所が好ポイントだったのかなあ。店長が手応えを感じているような気配がした。私の人柄とか経歴とかじゃなくて、そこだった。

結果はまた後日と言われ帰ってきたけど、まだ緊張が尾を引いていて、学校から帰ってきた子供2人に私の胸の内を聞いて欲しいと思い、

「ねえ聞いてー!ママ今日さ仕事の」

『遊びに行って来まーす(=´∀`)人(´∀`=)』


…こうですよ。聞いてくんねえわけです。

で、ずっとやってみたいと思っていたnote に登録してここで思いの丈を書き殴っているわけです。まあ思わぬきっかけで始められたので、結果オーライです。


note  クリエイターの皆様。

という訳で今日ひっそりとnote デビューしましたシャインマスカット⭐︎と申します。シャインマスカットが好きな者です。個人的に面白いと思った話を書きます。どうぞ宜しくお願いします。




#コーヒー #転職 #カフェ

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