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おせっかい

おせっかいな人が苦手なんです。だけどおせっかいな人ってそれが親切だと思ってるから悪気がないのが大半で、余計なお世話だと邪気にはできないんですよ。むしろそれが会社関係の相手だったりすると心にもなくありがとうなんて御礼をする自分がいるじゃないですか。疲れる。

おせっかいの帝王はやはり母なんだけど。多分母親のおせっかい魂は、90%心配性からきているのだろうと思うと、もしも雨が降ったら困るからと何の根拠なしに折りたたみを持って行かされた子供の頃も、そのおせっかいに反抗せずに大人になった方だとは思う。

私が苦手なのは、その手のものではなく、例えば離婚を経験した友人が、あなたもそうならないようにと助言してくれたり、失恋した友人が同じ思いをあなたには味わって欲しくないからとアドバイスしてくるようなもの。
勿論、その人の経験談としてお話を聞かせてくれたりするのは有難い事だったり自分も知り得ない出来事に興味も持てる。元来自分の意見や経験を持ってる人は、総じて魅力がある場合が多いし、人の話を聞く事 もっとその先の心に耳をすます事 は得意な方だと思う(いや、単に前職の癖なのかもだけど)

例えば あなたと同じ状況や出来事を私が体験したとしても、あなたと全く同じ感情が生まれ同じ結果になるとは限らない。
友人がA君と恋をして、こっ酷く振られて悲しい思いをした事で、A君と付き合うと誰もが自分と同じ状況になると決めつけて「あなたもそうならないように気をつけて」というおせっかい助言をする友人とか本当に謎だ。

おせっかいは、飴ちゃんだけに。して
#コラム #エッセイ #おせっかい #意見 #女

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