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経皮毒とは? 知られざる恐怖


「目の付けどころがじゅにーだね(←色んな意味でパクり)」


こんばんは、闇の世界と愛の伝道師、せか闇じゅにーです。あ、薬剤師です、一応。

今日は昨日の続きですね。もしまだの方はこちらから目を通して頂ければと。


今回のは、結構闇なお話ですね。大体いつも闇ですけど、今回は知らない人の方が多いんじゃないかなと思ってたりします。

みんなの反応が楽しみです。←闇

ま、タイトルで概略はバレバレですが、始めていきますね。





さて、皆さんは薬の投与方法でどんなのを思い浮かべます?

大概の人は注射か内服ではないでしょうか。

まあ、ここもタイトルでバレバレですが、外用という方法も有ります。

ただ、外用薬は局所作用が殆どで、全身作用はあまりないと思っていませんか?

軟膏とか塗り薬の類は局所なことが多いですが、貼付剤(貼り薬)は全身作用を目的で使われることが多いです。

麻薬性鎮痛薬、気管支拡張薬、パーキンソン病や認知症、狭心症とか頻尿に対するものとかもあります。

要するに、薬剤を皮膚に貼り付けておくということは、安定して薬を投与できる手段になるということです。



さて、ここからじわじわと闇の扉が開くわけですが、薬を皮膚から取り入れる場合、どこが一番吸収率が良いと思います?

当然のように皮膚の厚い所は効率が悪く、薬の場合安全を喫するためむしろそのような場所に貼ることが多いです。

では、どこが一番吸収率が高いのか。

それは、性器及び肛門周囲、皮膚が薄く粘膜に近い場所です。

そんな場所に長い時間貼り付けるような物なんて………有りますよね

はい、やっと昨日の記事と繋がりましたよ。

そして、なんとなく今回の闇の正体も分かってきたのではないでしょうか。

今回の闇は、生理用品及び紙オムツです。

タイトルだけでこの答えが分かっていた方、私の完敗です。今後は私のように闇の布教を……、え、やりたくない?

なら私が続けていくしかないですね(嬉)



さて、話を戻しまして。

最近の紙オムツや生理用品には高分子ポリマーというものが吸水素材として使われています。

ポリマーとは重合体という意味で、水に馴染みやすい性質のある「親水基」を含む油性物質を沢山連ねて形成されています。

そして、それらは水分を吸うと膨らんでゲル状になり、水分をそこに留め起きます。

すっきりサラサラとか言いますが、実際はそうではなく、皮膚はサラサラですが、ポリマー部分はしっとりしてます。

本来は排泄すべきオシッコや経血が、経皮吸収の活発な部分にずっと貼り付いているという状況が発生している訳ですね。

特に女性は外性器の形状から粘膜域への接触が起こりやすく、色々なものを吸収してしまいます。

それだけでも何だか嫌な気分になりそうですが、実際はもっとヒドいです。

先述の高分子ポリマー、衛生用品に使用するためには何故か漂白しなければならないらしく、塩素で漂白されています。

有機化合物を塩素と反応させることで発生するものの一つとしてダイオキシン類があります。

必ずしも発生するわけではないですが、いざ発生すると極めて安定なため、残存し続けます。

そして、ダイオキシンは非常に脂溶性があり皮膚から簡単に吸収されるうえ、蓄積性もあります。

急性毒性も結構キツいのですが、慢性毒性として環境ホルモン作用もあります。

そういったものを、吸収がただでさえ活発な所にあてがい続けるとどうなるか。

生理用品の場合、不妊や生理不順、重い生理痛などに悩まされることが示唆されています。

紙オムツの場合、性器の発育不全や、逆に早過ぎる性成長などの弊害、便秘や軟便などの影響が懸念されています。

発達が不十分な赤ちゃんには、かなりの悪影響があったりするのではないでしょうか。



今回の闇は如何だったでしょうか。

科学的根拠に乏しいことは否定しませんが、もし何か思うところがあるならば、一度距離を置いてみる事も選択肢の一つだと思います。

「便利なものには、必ず裏がある」

今回も、この事だけでも皆様の心に刻まれることを願っています。

では、今回はこのあたりで。



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