投資講座第12回「新年度ですし……初心者にこんな投資はダメ、ゼッタイ」
連載開始から1年が経ちました
前回までに渡って合計11回、投資の未経験者、または始めたばかりの方で、十分な資産を持ってない人を対象として、今すぐ投資を始めなければならない理由と元手0円からでもできる投資、投資を継続するための基礎的な考え方、具体的な投資信託や株式投資や不動産投資の始め方などについて毎月解説してきました。まだそちらを1つも読んだことのない人は、ぜひ最初の3回のうち1つだけでも良いので身銭を切って買って読んでみてください。
あ……前言撤回!元手0円からできる投資なんて無かったですね、これらのnoteを1つ200円で買うのが最初の投資ですね。それぐらいの元手は必要なのでした。だからその200円すら捻出できないって人は、一生お金の問題に頭を抱えて、豊かに生きる人を羨みながらダンゴムシみたいにヒッソリと生きていけばいいですよ。まあ、焦ってどこかで一発逆転を煽るようなタダの情報に釣られて大損こかないよう、せいぜい丸まっててください。
さて、先月は休載させていただきましたが、今月は連載開始からちょうど1年ですから、今回は1年前に第1回の有料部分で示した運用資産総額や保有ポートフォリオが丸一年でどうなったかを示す良い機会かと思います。
まあ、1年続けてきましたからね、だいぶ初心者向けの話はできたかと思いますし、ここからは2ヶ月に1回ぐらいのペースで、もう少しアドバンストでスリリングな近況報告的な内容も織り交ぜて書いていければ良いかなと思っておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
とはいえ、今回は4月ですし、このたびから成人年齢が18歳に引き下げられたこともありますし、フレッシュマンや新成人に向けて、「こういうのは手を出しちゃいかん!」という初心者には不適切な投資について解説したいと思います。
「不適切な投資」の見抜き方
何をもって「不適切」とするかですが、詐欺まがいなものはもちろん不適切なのは当然として、当初抱きやすい期待に比べてリターンが低いか、リスクやコストが高いものも不適切と言えるでしょう。要するに、他にもっとリスクやコストが低くてリターンが期待できる投資があるのでわざわざ手を出さないほうが良いものを不適切な投資と定義します。
では、どうやって不適切な投資を見抜くか?ですが、方法は以下の2つです。
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