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「運動会」に向けて子供たちが楽しんできたこと

「楽しむ」と「頑張る」という言葉の意味の違いだ

運動会で素敵なダンスを披露してくれた長男

運動会についたあとの1時間くらいは
かなりご機嫌斜めな感じで、正直心配だった

それでも、自分たちの出番がきて、
見せてくれたダンスは
可愛らしく、且つシンプルに親を感動させてくれるものだった

何よりも一生懸命な顔
少し隣のお友達の姿を気にしながら、頑張ろうとする姿

長男の出生が大変だったこともあってか、
毎年運動会のような、普段見せてくれない子供の姿をみる機会は
正直涙腺モノのである…

一歩一歩、順調に成長してくれている姿が嬉しいのか
それとも、周囲のお友達に遅れを取ることなく育ってくれていることに安堵しているのか

自分の中でも、そこについてはハッキリしない

たぶん両方なんだろう

他の親御さんの声を聞いていると、
同じような感触のような気もする

周囲との比較を入れて評価してしまうのは、
正直親のエゴに他ならない気もするし、
元気に楽しんでくれているのであれば、それでいいハズなのだが
どうしても、多少のバイアスを含んで大人は子供を見てしまう


時代に合わせて、親も成長しなきゃな、そう思った


子どもたちを見ていてもう1つ思ったこと

「頑張る」ということと、「楽しむ」ということの大きな違いだ

頑張るというのは、不安や緊張に対してトライすることであって、
4歳くらいの子どもたちの場合、これに対するチャレンジのハードルは高い

ダンスの振りを覚えたり、
リレーでバトンを受け取って1周走ってきたり、
定められたことを熟すことに関して彼らは、日々の練習を「楽しむ」ことで体に摺りこませている

大人からすると、
この芸当はなかなか羨ましい限りで、
どんどん物事を吸収していく子どもたちの姿はとても貴重な存在だ

子どもたちに比べて、数倍の年齢を重ねた私たちは経験的観測のせいで、諦めたり、挑戦しなかったり、きっとうまくいかないと想定してしまうのが悪いところであるが、それでも大人だって、新しく興味を持ったことを始めるときは「楽しむ」ことができる

そんな瞬間をもっと作って、
子どもたちと同じような視点で過ごしていかないと、
そのうちつまらない親として認定されそうで嫌だな、と素直に思った

運動会は、子どもたちの成長を実感できるありがたい場だ

一方で、親としても成長していかないとな、と痛感した機会でもある

来年の運動会に向けて、私自身も色々なことにチャレンジしながら
今の時代に適した親になっていこう


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