療養_11

7月10日の診察は、朝一番で造影剤を投与しMRI撮影、その結果をふまえて主治医診察の流れであった。造影剤を投与する理由は、脊髄の炎症の活動性確認とのこと。炎症が活動的であれば、まだ症状が拡大する可能性があり、活動性がなければ今後症状がおおきく変化する可能性が低いとのこと。逆に言えば、活動性が低い=今の足のしびれ等の症状も変化しないということになり、いわゆる後遺症が残ることが確定するとも言える。ま、その点はかなり初期の段階で覚悟していたからなんてことはない。

造影剤投与の時間が8時台と早く、もう何度もやったMRIもこなれたもの。いつもどおりの流れで実施して、診察時間を待った。1時間強待ったのち、主治医診察となった。結論としては、炎症の活動性はそれほどないとのこと。後遺症が確定だね。これは予定どおり。もう1点大きな転換点としては、退院後初めて、ステロイド内服薬の減量方針が示された。やっとか!と思ったよ。ムーンフェイスも気になり始めていたからね。ただ、病名はやはり確定せず。主治医の説明もなんだか歯に物がはさまったような物言いで相変わらず腹落ちするものではなかった。ただ、ステロイド減量という大きなイベントがあったので、その日の診断はポジティブ側の気持ちで終えたと記憶している。

この日の診断までは、メンタル快調期だったな。次の診断は1か月後の8月7日に指定された。リズムが悪化する7月後半まであと数週という時期であった。

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