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day3:葛藤と喧騒と笑い。息子と2人きり

このマガジンでは猪突猛進タイプのワーカホリックな私が、育休を取得して、第2子出産の、リアルな体験と感じたこと、生活で工夫したことなどを書いていくマガジンです。
私がnoteを始めた理由としてはこちらをご参照ください。どんなやつが書いているのか、わかっていただけるかもしれません。


・私と同じ、仕事をしながら育児に苦悩しているパパさん、ママさん。
・これからパパさんママさんになる人
・それを支えるすべての人
に、リアルな体験を伝えていきたいと思います。

単純な育児記録と異なる点としては、教育に対するポリシーや、仕事を家事に応用する工夫、熱い、という点でしょうか。

気軽に読んでいただければ幸いです。

day1とday2の記事はこちら。




昨日もnoteを書いていたら遅くなってしまった。
PCで記事を書いていると、息子が起きた時に寂しい思いをさせてしまうので、
息子を寝かしつけてから、その場でスマホで更新を続けていた。

どんなデバイスでも、仕事を出来るような状況にしておくのは大切だな。
特にスマホですべての仕事を出来るようにしていたら、どこでも、どんな時でも仕事ができる!
と、noteを更新しながら思っていた。

しかし、スマホを寝室で見ていると、夜遅くなるし、効率もやはりPCよりは落ちてしまうかな。。
苦肉の策としてではあるが、なんとかできることをやっていこうと考えた。

遅くなってしまった翌日。
出産から3日目。
もちろん息子に起こされて起床。
息子に起こされてから、
見てみるとすでに寝室の出口にたたずんでいる息子。
「起きる。起きるよ。」
と、体を起こすと、リビングに息子はかけていき。
やっぱり、ママいないよ
昨日と同じ現象だ。

「ママ、入院中だよー」
「今日は電車を見に行って楽しもうねー!」
と、他に興味を持っていく。
電車とバスが好きな息子は大喜びだった。
1日中電車を見に行くこともできないので、午後から行くとして、
朝食を済ませてから、
午前中は家事と、その間テレビを見てもらう、その後は2人で遊ぶなどして過ごした。
できる限りテレビを見ている時間を短縮したいのと、自分も家事の時間を効率的に行いたいので、頭のなかで工程を考える。

洗濯は時間がかかるのでまず最初。
ボタンさえ押せばその後は自動で進んでくれる。
食器洗いは食器洗い洗濯機が自動でやってくれる。
その間に掃除と、ゴミの処理など。
トイレも妻の要だからな。逃すことはできない。
順番を意識しつつ、なんとか問題なく家事のtodoリストを終えた。

息子はカメラも好きなので、カメラ屋さんに行ってパンフレットをもらってきた。
そのパンフレットの気になるカメラのページを切り抜いて画用紙にでも貼ったら面白そうだなと思ったからだ。
車に乗せて、どこかに行くのは難なく出来る。
むしろ、自宅にいるほうが、色々飽きてしまい、やることがなくなって、大変になることが多い。
子供も自宅にいるよりも、外に出るほうが、落ち着いている。
外にいると、すごく集中しているような感じだった。
車の中でも静かだし、どこかに連れて行っても静かだから、とても助かる。

画用紙を買いに行くために100円均一に行った。
100円均一は子育て世代の宝の山
もちろんおもちゃもいっぱい売っているが、工夫次第でおもちゃになりそうなものがたくさんある。
おもちゃ自体を買うのは、頭を使わないものもあるし、物も増える。
すぐに飽きてしまうし、妻の好みもあるだろうから、あまり攻めたものは買わないでおいた。
「こんなものもあるのか、また今度買いに来よう。」
画用紙と、液体のり、ホワイトボードマーカー、子供用粘土を購入して帰宅した。

帰ってきてから、すぐに「やりたい」となったが、
一旦我慢してもらって、食事をさっと準備した。
この日のメニューは、ご飯、グラタン、ハンバーグと、かぼちゃきんとん、野菜ジュース。
ご飯、グラタンは食べたものの、後者2つは食べなかった。
(うちの息子はハンバーグも食べないんですよ。。好き嫌いが多くて、、
現在も解決していません、、、誰か対処法を教えてください。)
一時期好んで食べていたものも、今日食べるとは限らない。
好き嫌いは直るのにまだまだかかりそうだ。
でもポジティブに考えたら、
グルメなのかなーとか、違いのわかる男なのかなーとか、
好きなものだけ食べてて、幸せで自由だなーとか、
思うんですが、やっぱりバランスよく食べてほしいですよね。

子供の食事を準備+食べさせていると、自分の食べる時間は全くと言っていいほどない。
もともと、救急医という仕事柄、早食いには自信がある。
周りにも
「ほんとに、いつもいつの間に食べてるの?」
と言われる位だ。
しかし、その自分でも子供の食べさせている間は苦しい位早く食べている。
早く食べないと、子供が遊びだして、私にちょっかいをかけてくるし、片付けを早く終わらせないと、リビングを汚されてしまう。
苦しみながら、作り置きしてもらった食事を腹に入れて、昼食は終了した。

後片付けを終わらせて、さきほど我慢してもらったお絵かきと工作。
ペラペラのホワイトボードでどこでも使用できる「どこでもsheet」というものをテーブルに敷き、
先程購入したホワイトボードマーカーでお絵かきをした。
消せるというのが楽しいらしい。
遊んでもらいつつ、自分の歯磨きや、残った後片付けを終わらせ、一緒に遊びながら休憩。
休憩がてら、医療の本を読む。
数ページ読んだ所で息子に
「読んじゃだめ!」
と、注意され、断念した。

テーブルで本を開くときは、許容してくれるときと、だめな時がある。
「この時位は仕事から離れるか。でも、読みたい。。」
息子に注目してあげたい気持ちと、仕事を思う気持ちで葛藤
その煩悩を取り除き、一緒にお絵かきをした。
(一緒になって遊ぶのが、子供のために愛情も注いでいて、子供も注目してくれていると安心して、理想的なんでしょうが、自分のこともやってはだめなのでしょうか。
他事と一緒に遊んでもらっている子供が可哀想となるのでしょうか。。。
僕の心の中で、誰かがつぶやきます。これは余談です)

なんだか、飽きてきてそうだったので、
パンフレットのスクラップブックを作ることにした。
カメラ屋さんでもらってきたパンフレットの、
息子が気になるカメラを私が切って、それを液体のりで貼り付けて遊んだ。

まだ、品番とかはわからないが、もう少し成長したら、品番を覚えて、英語と数字の練習にもなりそうだな。
そう思いつつ、工作に興じる息子を眺める。
腕についたのりが乾いて、薄い皮膚のように剥がれる。
「なんかこれ懐かしいなー。最近液体のりとか使ってないもんなー笑」
小さい時を思い出して、のりを剥がし、急にたそがれる自分。
それに構わず、貼り付けたカメラの上に、また他の紙を貼り付ける息子。
挙句の果てにはのりだけつけるのが楽しくなって、画用紙同士を貼り付ける。
「自由にやるのがいいよ、自由に。」
「それが芸術なんだろう。」
と、芸術がわからない私がアドバイスする

工作が一段落して、妻に電話した。
「こまめに電話したほうが、退院した後の反動少ないんじゃない?」
妻に言われて1日に2回はテレビ電話しようと2人で決めていた。
この時は赤ちゃんも一緒にいたので。
「赤ちゃん何してる?なんで泣いてる?」
お、意識してるな!
「ママ、どんな部屋?」
また聞いてる。。

「はやく、退院したいよー」と、妻がこぼす。
楽しく会話をした。
今のところ息子が寂しそうにしている様子は日中、テレビ電話の間もない

お絵かき、工作だけでは午後の時間すべてを遊ぶことはできないと思い。
遊んだ後には、駅の近くで、電車を見られる息子お気に入りのスペースに連れて行った。
踏切と電車が同時に見られるのがいい。
インプットしなくてはならないと、半ば強迫観念のように取り憑かれている私はというと。
AmazonのAudibleで本を聞きつつ、電車を眺める息子が危なくないように見張っていた。
本当は本を読みたい。
聞くだけだと、頭に入ってこない。

ワイヤレスイヤホンで、片耳ずつ聞くことのできるイヤホン。
完全に耳を塞がないタイプのイヤホンなので、息子の声は入ってくる。
「はやーい!!」
「長ーーい!!」
無邪気に興奮している。

昨日の失敗を繰り返さないように、お風呂の予約をしっかり確認して今日は出かけてきたので。
バッチリ、おふろは入っていた。
今日も大変だったけど、楽しそうだったなー

夕食、片付け、歯磨きなど終わらせて、
妻との2回目の電話。
昼、入院がつまんなくて、息子ロスも強くなっていそうだったので、
これは楽しませてあげないとと感じていた。
テレビ電話ならではの笑いってないかな?
フレームアウトも考えるとすると。。。
男の考えることは単純で、くだらない。
「裸だ!」
テレビ電話の枠外から、裸で飛び出した。
大笑いする妻と自分。
それをみて、息子もすぐに真似をする。
男2人そろって裸で踊って、フレームアウトとインを繰り返して、妻の大爆笑を買った。
「笑い声がお隣に聞こえそう!!笑」
「元気出たよ!ありがとう!」

心から早く退院してくれるのを待っています。本当に心から。

息子は夜しっかり寝て、お昼寝はしないタイプらしく、お昼寝の頻度は低い。
今日もお昼寝しなかったな。
というか、お昼寝する暇なかったか。

お昼寝すると寝付くまでに、時間がかかってしまうので、
パパが寝かしつけする場合には、お昼寝しないほうが完遂する確率が高い
ママの寝かしつけを希望して、寝室から出ていってしまう時もある。

ママがいるときはそうだったが、今はいないもんな。
お昼寝しても、寝てくれるかな?
でも、昼間、楽しいことだけにして、熱中していたほうが、今はいいかも。
疲れたな、そう思って寝かしつけしていると
パパありがと!」ぎゅっ
もう!お前ってやつは!!
明日も頑張るよ!!

子供が寝てから寝室でnoteの更新と本を読んで幸せな気分。
喧騒から開放されて、自分の時間がこれほど大切なのか。
妻にも、今後も確保してあげないと。
明日で、息子と2人きりは最後。
実質の最終日なので楽しみながら、頑張ろう。

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