見出し画像

濃い期間のはじまり

振り返り⑩
2021/05/24

土日両日友達と遊びにでかけたので
またまた月曜日期待したけど変わらずだった。

ただ、いつもと違うのはこの日を境にいろいろな話をした。

朝、お母さんに話があると言われた。
まとめると
・3日間やすみたい
     毎日頭が痛くなる、頭を少しやすめたい
・算数は今は無理(頭つかれる)
    漢字は頭使わないからがんばる
・お父さんはオレの事わかってくれない

こんな事を言い出した。

3日間ってなにを根拠に言っているのか、
それをすんなり認めていいのか、
夫はなんていうか、
いろいろ考え迷った結果、3日間やすませる事にした。
息子を信じてみよう、そう思った。

この事はわたしから夫に話した。
意外とあっさり受け入れられて
「お父さんも信じるわ、がんばれよ」と。
(後日勘違いで受け入れた事が発覚。不登校に対する認識の温度差を知る)

なんとかこの状況を解決したいわたしは
(この時は 解決=再登校  だと思っていたから)
想定できる限りの原因となりそうな
友達のこと
先生のこと
嫌な気持ちとか怒りの気持ち
我慢しなくていいんだよ、出していいんだよ、泣いていいんだよと煽るように伝えた。

どこでスイッチが入ったのか、
うわ~んと漫画のように泣き出し、久しぶりに頭を撫でたり背中をトントンしながら抱き締めた。
しばらく泣きじゃくった後、久しぶりに声出して泣いたな、スッキリしたわ、と言って、

3日間学校に行かなくていいとなったのもあったのか、リラックス度が上がったのかわからないけど突然わたしをディスりだした。
「オレが学校へ行けなかった最初の1週間、お母さんおもしろかったな。オロオロして慌ててた、あれはおもしろかった。」

は?どーゆーこと??
本音なの?あんなに苦しそうだったのにそんな風にわたしをみてたの?
ビックリしたけど不思議と腹は立たなかった。

そして、
「オレは貴重な経験してるって事か、広島で戦争の話してくれる人なんていうんだっけ?あ、語りべさんか、オレ語りべになるわ。学校行けないしんどい話、今は無理だけどそういうのしたい」

もうなにがなんだかわからない。
わからないけど、学校へ行かなくていい事でこんなに会話もできるし、想像のはるか上をいくことを考えてるんだなと思った。

#不登校   #不登校児   #不登校生   #不登校の親   #明るい不登校   #選択の自由   #多様性 #語りべ


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?