
衝撃の事実 ②
2021/06/05
振り返り⑭
監督と話した帰り、息子の気持ちは収まらない。
興奮してるというかなにか別のスイッチが入ったような。
監督がグランドに入ろうとした時なんで止めてくれなかったのか、
もっと早く帰りたかったとか泣きながら喚いていた。
自宅に着くとひとりになりたいと部屋に籠ってしまった。
すぐに夫に新体制が決まってるらしい事、
息子は副キャプテンでもなく、いわゆる肩書き的なポジションにはついていないらしい事を話した。
夫も驚いていた。
息子はキャプテンになりたくて頑張っていた。
低学年の時に、当時のキャプテンが大きな大会でチームを代表してプラカードを持って行進している姿に憧れて。
結局コロナで憧れのイベントはなくなってしまったけど、最終学年のそこを目標にしていた。
いつ決まったのかも知らなかったしいったいどういう事なのか···
しばらく夫と話していると、落ち着いた息子がリビングにきたので確認してみると、
「俺は知らない。知らないうちに決まってた」と言う。
(あまりのショックに記憶が消えてしまったのか、記憶から消してしまったのか···
後にわかった事は自分もショックだったしわたし達に話したら悲しませてしまうと思っていたらしい。
言い出せずひとりで抱えて相当しんどかったと思う)
もしかしたら不登校の原因てこれなんじゃないか。
そうだとするとタイミングが合う。
2回目の緊急事態宣言発令でサッカーの活動がストップすると決まった日から学校に行けなくなったから。
それまで張りつめていたなにかがプツンと切れてしまったのかも。
なにか関係がありそうだと思いながらも
サッカーでのショックな出来事と不登校が結びつくのか考えてもわからなかった。
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