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なつやすみ

2021/07~08
振り返り  24

小学校最後のなつやすみ。

楽しいことをしよう!とわたしも意気込む。
息子も楽しいことがたくさんあった。

*家族とおでかけ
*友だちと花火
*幼馴染みが出演するミュージカル鑑賞
*川遊び
*ものつくり(機織り)
*友だちと電車でおでかけ

あれ?めちゃめちゃ元気。
一度も頭痛はない。
宿題もする。

宿題は手をつけないだろうと勝手に思っていた。
なんかいろいろ思ってたんと違う。
(いい意味で)

感情をむき出しにする事もあって、それはそれでいいと思った。
不登校を受け入れられない夫との衝突。
どっちの気持ちも間違ってはいないからわたしは間にはさまれ困る事もあったけど、
我慢してた気持ちを出せるようになったんだなと少し嬉しかった。

それから、
遊んだり出かけたりする友だちは皆サッカー仲間だから、練習や試合がある日はひとりになる。
花火をしたのもその仲間たち。
集まればやっぱりサッカーの話になるし、ひとりの子がわたしに声をかけてきた。
「ぽん太郎いつもどってくるん?心の病気なんやろ?いつ治るん?」て。
「病気じゃないよ。ちょっと疲れちゃっただけ。少し休憩したら元気になるし、今も元気やろ?」って必死に【病気】を否定しながら
心の中では   
そうだよね、家でそう説明されてるんだよね、心の病気ってなんやねん!勝手に病気にすんな!  怒りと悲しみで逃げ出したかった。

そんな話をしてる事は知らずに息子は久しぶりにみんなととても楽しそうだった。

毎回試合の結果は気になるようで息子なりに分析をする。ある時メンバーのひとりが試合中に骨折したと連絡があった。
その子とはよく喧嘩して不満を言うことが多かったけど、会いに行きたいと言い出した。
「アイス食べて元気だしや~」と自分で選んだアイスを差し出し、
「お前も早くもどってこいや」といつも小競合いしてる同士とは思えない雰囲気だった。

帰りに「さすがに元気なかったな」って心配そうだったし、元気な日が続いていたから
「メンバー足りないよ、どうする?ぽん太郎の力が必要なんじゃない?」と聞くと
「それはいい、行かない」と。

それとこれとは別らしい。

そんなこんなもありつつ、楽しいことのほうがたくさんあったなつやすみ。
小学校最後の大切な時間。

気力も戻り、なつやすみの振り返りの作文はとてもやる気に満ち溢れていて始業式の準備も整っていた。

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