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無の感情へ(わたし編)

2021/06~07
振り返り⑳

わたしの勤務先はとても働きやすい環境で
願っていた条件をすべてクリアしていた。

10年以上のブランクも気にせず受け入れてもらい、新しいことを教えてもらったり、わたしが知らなかった世界をたくさん見せてくれたり感じさせてもらった。
勤務して1年半位経っていたのがこの頃。

息子の行き渋りがはじまった時も気にかけて本当によくしてもらってとても感謝していて、それは今でも変わらない。

ただ、わたしの心が少しずつ壊れていって今思えばパワハラとかモラハラの域だったとさえ思ってしまう事になっていく。
上司のような立場の女性からの口撃に耐えられなくなった。

直接の時もあれば、わざわざ電話の時もあった。

*今と昔は違うって言うけど基本的には同じ。学校に連れていけばなんとかなる。
*ひとりっ子だからおとなの中で育ってるから窮屈になる。常にいい子でいないとって思ってる。
*学力があっても出せる場を作ってあげるのが親の役目。私立に行かせるべき。
*ひとりっ子だからいいじゃん。うちはふたりいたから倍大変だった。
*親と子の立場が逆転してる。息子の要望ききすぎ。

わたし達親子のなにを見てここまで言ってくるのか。

なんか他にもいっぱいあったけど思い出したら今でもしんどくなる。

一番の衝撃は私立に行かせるべき的な話。
学校に行けてない話からなぜそんな流れになったのか・・・それも電話で。
あまりにも息子のことを蔑むのに腹が立って
「うちの息子コミュニケーション能力もあるし、悪いけど勉強もできるし賢い子だから大丈夫です!!」って言い返したら
「賢いってなにを見て言ってるの?○○とか△△のテスト受けたことある?そこで10番以内にでも入ってたら賢いけど、学校の勉強できるから賢いって思ってるなら違うよ。公立の学校のテストなんか100点とれるに決まってる。あれは100点とれるように作られてるんだから」って何倍にもなって返ってきた。

すごい勢いで捲し立てられてこの時にサーっとさめて無になった。
まだ電話は続いてたけど内容は覚えていない。

あんなに信頼して尊敬までしていたほどだったのに、わたしのほうこそこの人のなにを見てきたんだろう。

ひとりっ子うんぬんの話にも腹が立ったけど、どの話の時も必ず終わりに「yuriさんにだから言うんだよ。心配だから。他の人にはこんなこと言わないよ」で締めくくられる。

この流れが発端でゆくゆく業務にも支障が出るようになり、半年後に退職を決意することになる。

#不登校 #不登校児 #不登校生 #不登校の親 #行き渋り #五月雨登校 #多様性 #選択の自由

今回この事を書くにあたってなかなか踏み出せない自分がいた。思い出したくない事とか今さら口に出したくない事とか、なんか息子の気持ちがわかった気がする。







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