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今のゴルフ場って?(1)クラブハウス

1年ほど勤めたゴルフ場を辞めた区切りとして、ゴルフ場に対する思いを忘れる前にnoteに纏める事に。自分自身はゴルフが上手くならず20年程前に辞め、ニュースで見るのみ。
仕事的にはサービス業は初めて。まっさらな状態でゴルフ場に勤める事になりました、

まずは「クラブハウス」に対する思いを纏めてみます。

クラブハウスの印象

自分が勤めていたゴルフ場はバブル時期に開業。その為全体的に派手であり豪華な印象。無駄と思える装飾品や大きな階段、高く開放感がある天井など要所要所に特別感を感じる造り。
働き始めた当初は20年ぶりのゴルフ場という事もあったので、クラブハウス全体が「凄いな~」と感じていました。
しかしバブルが弾けて30年以上経ってしまうと所々に年期を感じる箇所が。
よく見ると痛みもあり、スタッフとして利用しにくい部分も。
仕事し始めた時は「豪華」さと「古さ」のバランスにモヤモヤし、修繕や改修の必要性を感じていました。
それで今どきのゴルフ場はと思い他のゴルフ場のクラブハウスをWEBで見ると奇麗で機能的で使いやすそう。
無駄がなくスタイリッシュでさすが今風だなと思いました。

クラブハウスの機能

そもそもクラブハウスは「受付」「ロッカー」「会計」が必須のサービス。
さらに「食事」「風呂」があれば最低限のサービスを提供しているといえそう。自分自身サービス業は初めてだったので「サービスをスムーズにユーザーに提供できれば良い」と思っていたのですが、想像以上のサービスを要求するユーザーに戸惑の連続でした。
ゴルフ場にとっての「サービス」とは何かと考えさせられました。

これからのクラブハウス

古くなったクラブハウスを最新のデザインに改修する事がユーザーにとって良いことかと思っていましたが、仕事をしていく中考え方が変わりました。
ゴルファーにとって派手で豪華で無駄と思える装飾があるクラブハウスに来る事とコースを周る1日が「別世界」に来る楽しみと感じました。
子供にとっての遊園地であり、大人にとってのゴルフ場(「別世界」)。
この「別世界」を感じてもらう事も含めて「サービス」だなと思うようになりました。
古いゴルフ場ではいつクラブハウスを改修するかはコストとあわせて必須の課題でしょう。
スペースが許すのであれば新館としてクラブハウスを新築し、既存のクラブハウスを「旧館」という資産として活用するのもありではと思いました。
当然コストはかかりますが…

#ゴルフ場 #クラブハウス

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