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Allbirds IPOするってよ。その1:S-1(目論見書)ざっくり紹介!

靴とスニーカーで知られる持続可能なライフスタイルブランド「Allbirds」がIPOを計画しているため、今回は日本の目論見書にあたる「S-1」(米国証券取引委員会に出す申請書類)の中身を中心に、ハードワーク帰りの頭でも疲れないレベルで、連載形式でざっくり紹介します。某有名ITベンチャー兼ユーチューバー社長も絶賛紹介していたAllbirdsの靴。ベンチャー業界の意識高い方々にも、その履きやすさとエコなコンセプトにより、知名度が高いです。

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創業は2015年で、プロダクトは持続可能な方法で調達されたメリノウール、ユーカリ繊維、サトウキビなど自然由来の素材で製造されています。写真の2人が創業者。サッカー元ニュージーランド代表とバイオテクノロジー専門家のコンビです。面白い組み合わせですね。

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では、早速見ていきましょう。上の画像がS-1(IPOの申請書)の表紙です。連絡先とか書いてます。次は何ページか飛ばして、目次です。

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読む気を失くすような目次の種類ですが、とりあえず赤線の「BUSINESS」をサクッとみて今回は終わりにしましょう。具体的な会社の経営状況がこのパートに書いてあります。以下にポイントだと思う赤線箇所を訳しました。

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• 収益 2018年:1億2,600万ドル 2020年:2億1,930万ドル
年複利の成長率(CAGR)⇒31.9%
• うちデジタル収益 2018年:1億1,320万ドル 2020年:1億9,460万ドル
年複利の成長率(CAGR)⇒31.1%
• 店舗数 2018年:3店舗 2020年:22店舗
• 粗利益率 2018年:46.9% 2020年:51.4%
ポイントとしては、デジタル収益の収益に占める割合が圧倒的で、リアル店舗はブランディングのために出店してる感じですね。成長率も高く、成功しているD2Cブランドという印象です。

次回はS-1の内容を少し掘り下げていきます!

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