初動で買うべきコモン・アンコモンカード
前回、レア・Мレアの話をしたので、今回はコモン・アンコモンの話とか。
まず、コモン・アンコモンは使うときに買って良いです。
予約段階で50円が底値だと思っても、大概は20円とか30円になります。
大概は流通が安定すれば、元から安いコモン・アンコモンは値崩れする宿命です。
でもですね?
使うから今欲しいんですよね?
その内、安くなるとはいっても、師匠! 要るのは今だぜ! 五指爆炎弾!
……なんでいきなりダイ大ネタ?
はい、というわけで、今回は『下手に値上がりしてなんか千円とかでコモンを買うことになりたくない人用』のメモになります。
『結論から言おう!』
買うのは『ハイエンドかつ低マナ域のカード』ですね。
どういうことかというと、上のマナ域のカードだとレアリティの高いカードの方が絶対強くなります。能力複数持ちとかザラですし。
そして、構築戦ではレアリティとか関係ないので高レアリティに上位互換があるとかの場合、コモン・アンコモンは使われないです。
具体的なハイエンドカードは《考慮》とかですね。
1マナの手札調整カードとしては最高位のカードです。
下位互換に近い《選択》も十二分に構築級カードであると考えるとハイエンドと言って良いでしょう。
いや……まあ。
こういうカードは存在していますが、使えるフォーマットも少ないですし、
『《考慮》は《アンリコ》の下位互換だから雑魚カード!』なんて本気で言ってる人間がいたら関わり合いにならない方が良いです。
あとは類例で高マナ域ですが、実質的に1マナのカードなんかも該当ですね。
スタン・パイオニアでは使えないんですが、パウパーやモダンでは基本的なカードですし、レガシー以下では《意志の力》で捨てられるタップイン土地という謎の強さを発揮します。
《考慮》も発売直後に数十円だった時期もあったんですが、そのあとに数百円にハネ上がり、構築済みなどで再録も続いて今は100円前後で落ち着いています。
《ロリアンの発見》も50円とかだったんですが、今は500円くらいしますね。
つまり、『ハイエンドであり、使う可能性のあるコモン・アンコモンは30円で見たら4枚確保しろ』が僕の結論ですね。
僕が印象深いのは、あとは《夏の帳》や《縫い師への供給者》ですね。
どちらも最大風速で1000円級でしたが、筆者は50円で4枚買ってました。
なので、安価で優良カードを最速で揃えたいと考えるなら、コモン・アンコモンは低マナ域を重点的にチェック。
起動型能力で実質的に低マナ域でのアクションが可能なカード(《ロリアンの発見》など)もチェック。
予約段階だと数百円とか付きますが、発売直後でまだ大会などで実績を挙げていないときだと、カドショのストレージなんかで落ちているイメージですね。
あとは例外的なカードだと、《人道に対する膿》ですね。
一人のプレイヤーが20~50枚程度を必要とするバカカード。筆者もめっちゃ買いました。統率者で土地とコレだけでデッキが組みたくて……。
まあ、構築で実績を残していないので徐々に落ち着いてきていますが、もし、今後、『アンコモンで何枚でも入れられて構築級である』というカードが出た場合、《ロリ発見》を超える可能性があります。
……《ロリ発見》を超える《人道》を外れたカードって、もはや犯罪の臭いしかしねぇな……?
ちなみに4枚制限を破るカードは黒のお家芸のように長く扱われてきたものの、別に黒のカラーパイでないことが制作陣から発表。
その後、近年になって青や赤で登場し、緑にも《人道に対する膿》が登場しました。
白でも取れないわけがありませんし、登場する日も遠くないでしょう。
むしろ、白は軍勢・結束の色であり、同名カードのサーチもカラーパイに含まれます。
もしも、『白のアンコモンで4枚制限を破るカード』が登場したとしたら、爆騰する可能性は抱えていますね。
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