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いま、ここ、じぶん

皆さんこんにちは。

浅川隼人です。

昨日、一般社団法人Ultrasを立ち上げたnoteを書いたばかりですが、本日も書かせていただきます。

一般社団法人Ultrasの記事はこちら。

今日は何を書いてくのかと言いますと、最近会社の社長や、社団の代表理事なんて事を言いすぎて、そろそろ

『お前本業に集中しろ』

って言われそうなので、久しぶりにサッカーの投稿をしようかなと思います。笑

ということで、前半戦も少しだけ振り返りながら今の現状やこれからの目標についてもお話ししていくので、ぜひ最後までお付き合いいただけたらと思います。

現状

後半戦始まってチームは2試合2勝。
今週は試合がなかったので、1試合少なくトップとの勝ち点差は2の3位です。

では、個人はどうなのか。

2試合で出場時間5分。
トータルでも4点しかまだ取れていません。

おいおいおい。
得点王を目指してた浅川隼人はどうした〜って感じですね。

『15点以上で得点王になります』

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大口叩いて結局未だ4点かよ。
しかも後半戦2試合で5分って。

もう無理だな。

そう思われてもしょうがないかなと思います。
ただ、僕は諦めが悪いので、最後までその目標を達成する為に毎日行動しています。

っていうかそういう時ほど燃えるタイプなんですよね笑

言わなくてもいいことを言うからできない時に言われる。
そんなことわかってるけど、言わなきゃ達成できないと思うので、言い続ける。

例え、可能性が低くても、笑われてもやり続ける。
側からみたら馬鹿かもしれませんが、ごめんなさいそういう性格です。

ということを大前提に今までどんだけ諦めが悪かったかも振り返りながら今を伝えたいと思います。

プロなんてなれないと言われた大学時代

大学4年間でスタメンをはって出場したのはわずか。
4年次にキャプテンをやらせてもらったが、1年生にポジションを取られ、ベンチで試合を終える日がたくさんあった。

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〝子供達に夢や希望を与えたい〟

という当時の夢を叶えるために最低限Jリーガーにならなければいけなかった。

それなのに試合にも出る能力がない。
絶望的ですよね。

でも、なんだかその時も根拠のない自信がありました。

絶対にJリーガーになる。

そう思って就活もせずに、サッカーをやれる環境を探していました。

何チームか興味を持ってもらう企業さんは見つかったものの、Jリーグからの誘いは無し。

当時の監督やコーチからは、『お前はプロになれないから企業で働きながら好きなサッカーを続けたらどうか』

耳にタコができるぐらい言われました。
でも諦められなかった。

そして、企業チームを全て断り、背水の陣でJ3Y.S.C.C.の一般セレクションを受けることに。

ここに受からなければ就職先はなくニート。

当時はお腹の出たおじさんたちに混じりながらセレクションを行いました。

そのセレクションを2回行い200名ほどから唯一合格することができました。

しかし、契約はアマチュア選手。
年俸は0円。

スタッフは猛反対しましたが、諦めきれなかったので、YSに加入することになりました。

当時反対してくれたスタッフがいなければそこまで反骨心は生まれなかったかもしれません。

現実を突き付けてくれたことも今となっては感謝しています。

公式戦出場0の1年目。

念願のJリーガーになったものの1年目は公式戦出場0という結果で終わりました。

周りからもほら見ろと言わんばかりの声が届きました。

でもやっぱり夢を叶えたい。
その為にはJリーグで活躍しなければいけない。

その思いで毎日の練習や練習試合でプレーをしました。

当時はFWで入ったのにも関わらず紅白戦でサイドバックのサブ。

FWのサブでもなくサイドバックのサブ。
1番人数が少ない場所に割り振られていました。

悔しかった気持ちを今でも覚えています。
当時もやっぱり反骨心が磨かれて、今に見てろって心の中で思っていました。

自分の武器は〝得点〟

それをひたすら磨いていました。

どんなパターンからも点が取れるようにと、多くのパターンのシュート練習を行い、練習試合では誰よりも点をとりました。

でも、結局出場は叶いませんでした。

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アマチュア選手で短年契約。
次の年本当にギリギリで、アマチュア選手2年目の契約をしていただきました。

残してくださった理事長には感謝しています。

YSCC2年目。

最初の顔合わせ。
一人一人の目標を言う時がありました。

『2桁ゴールを取ります。』

会場がざわつく。

お前去年1試合も出てないじゃんって言わんばかりの目が集中し、どこからか笑い声なのか、ざわざわとしていました。

それでもそれを達成する為に日々準備していましたし、常にそれを考えていた。

開幕戦でゴールを取ったあと、得点を重ねていくにつれ、チームメイトの信頼も、ファンサポーターの信頼も掴めるようになった。

そして年末。

ロアッソ熊本への移籍。

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カテゴリーは同じでしたが、J3の規模ではないロアッソ熊本への移籍。

大学では控えで、Jリーガーになっても、アマチュア選手で公式戦0の選手が移籍。

最底辺の選手が初めて評価された瞬間でした。
13得点7ゴール。

当時のロアッソ熊本では、11ゴールがトップで5アシストがトップ。
1人でそれを超えていました。

必ず得点王になってJ2に昇格させる。

その強い気持ちと自信を持ち、加入しました。

公式戦6試合出場無し

ロアッソ熊本へ加入したときから

『得点王になります』

と話していました。
今もそれは変わりません。

そして、迎えたロアッソ1年目のシーズン。
開幕から6試合出場無し。

1度はベンチ外も経験しました。

決して怪我をしていたわけではありません。
でも、出場できなかった。

沢山の方の期待とは裏腹にプレーすらできない。
悔しさと反骨心が芽生える毎日。

でも、どんな時でも変わらずチャンスを掴む準備はしてきました。

いつ来るかわからないチャンスを逃さない為に、毎日武器を研ぎ続け、ようやく7試合目に出場。

8試合目には1stゴールになる得点を取り、2020年シーズンは11得点。

結果得点王に7点差がある形でシーズンが終了しました。

チームとしても昇格もできずに悔しいシーズンとなりました。
※ベンチ外となったFC岐阜戦。

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いま、ここ、じぶん

ということで、今までのことを少し振り返ってきました。

今年もシーズン序盤はスタメンで使わせていただき4得点取るものの、前半戦の後半はベンチからのスタートが多く、すでに2試合出場無しの試合があります。

残り12試合で11ゴールを取らなければ15点以上という目標を達成できません。

かなり危機的な状況ですが、目標をぶらさず頑張ります。

現状として、中断明けから練習試合でしかほとんど出場できていません。

そんな僕は今何を思うのか。

それは

〝いま、ここ、じぶん〟

にフォーカスを当てること。

過去の栄光や失敗に囚われることなく、また未来に浮かれることも、卑下することもありません。

あるのは永遠に続く〝いま〟です。

どれだけその〝いま〟に意識を向けられるか。

やるべきことを明確にし、今やるべきことに取り組むこと。
それしかできません。

そして、〝ここ〟という置かれている場所で、他責ではなく〝じぶん〟にベクトルを向けられるか。

これに尽きると思います。

余談ですが、僕は結果に責任は持つが一喜一憂はしないというお話しをしたことがあると思います。

プロ選手である以上、結果に対して全力で向き合い、結果を求めます。

ただ、結果は出すものではなく出るものだと言うことを理解しなければなりません。

一点取ったからといって満足しない。
取ってないからといって焦らない。

勝っても負けてもそうです。

終わった結果は良くても悪くても次に進まなければなりません。

今ロアッソが1位でも最下位でも、やり続けなければなりません。
(もちろん良いに越したことはありません)

最終的に良ければどんな過程も素晴らしい道となります。
歩んできた道こそが自分にしかない、かけがえのないものになります。

だからこそ、いい意味で淡々とハイパフォーマンスを続けなければいけません。

中断明けから今日の練習試合も含めると12試合10得点3アシスト。

練習試合ではありますが、僕の武器を最大限に発揮して、今できることを、置かれた環境でやり続けていきます。

そろそろ皆さんの前で出場したいなと思いますが、それは僕が決めることではないので、そうなれる為にアピールし続けます。

いや、アピールではなく、皆さんの前で残り11点取るための逆算をし続けます。

苦しい時、投げ出したくなる時。
他人にベクトルが向きそうな時もあると思います。

でもそんな時こそ

〝いま、ここ、じぶん〟

にフォーカスを当て、楽しんでみてください。

そうしたら必ず良いことが起こります。
その良いことは明日来るかも、何年後になるかもわかりません。

でも、決して裏切ることはありません。

ぜひ皆さんもそんな日常を乗り越え、共に明るい未来を目指して、頑張りましょう。

僕も引き続き頑張ります。

では、皆さん引き続き応援よろしくお願いいたします。

スタジアムでゴールを目撃していただけるように頑張ります!

浅川隼人

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