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ロールケーキが700個ある。組織800人に向けて代表者はどうするか。

青年がある組織に向けてロールケーキを700個持ってきた。「良かったら召し上がってください!」と青年は言う。その組織の代表者はどうするべきか。ある程度平等を意識して考える。

代表者は避難民各々がロールケーキを取ることができる形(制度)、場所などを作ることが求められる。

ロールケーキが人数分ないという時点で数値的な平等を重きにおいて実現しようとすると破綻しているので、経済のような需要と供給の考え方のようにロールケーキを必要としている者が各々取りにくる形が良いと考える。(数値的な平等という意識は小さい子供たちが考えているイメージがある。算数を使えば平等を実現できなくもないが。700個÷800人=一人当たり0.875個)

これはロールケーキを必要としていない者に対しても考慮できている。従ってこの場合、800人という数値(データ)は必要ないということになる。

恐らくこの考え方が可能な場合は、ロールケーキの個数と人数が一致しない800≠700のときであるとみる(だいぶ安直だが)

(代表者の立場からはこうすることが最善では?青年が代表者を通さずロールケーキを欲している者を見つけた次第にどんどん渡していればこの問題は避けられた。 これ以上善い案は存在しないという意味ではないです)

因みに、もしロールケーキが800個人数分あるのならば避難民全員の幸福(ロールケーキをたべること)が達成できる可能性があるので代表者はその実現に向けて努める。※ロールケーキを必要としない者をあながち考慮しない。もらった本人が処分したり誰かにあげたりすれば良いから重要でないと判断する。

即ち代表者はロールケーキを1人1個渡らせるのにどうしていくかを考えて実行することに努める。確実に1人に渡すため手渡しにしようか、ロールケーキがカピカピになる前に渡したいから自動化しようか、2個貰おうとする人に対してセキュリティを高めたり...実現の為の質を考える。

※質を高める点でもあるが「ロールケーキを必要としない者」に対しての存在を考慮して無駄を少なくできるかつ必要としている方もロールケーキが邪魔だと思ってる方も幸福になれる。

おつかれ。


あとがき

主観的に好ましくない判断を2つ。

・組織の代表者は代表するほど偉いので、これからも天下平泰な世の中を築いてゆくため代表者はロールケーキをいっぱい食べて元気でなければいけない。(まだわかる納得解)

・最悪な選択として、組織(代表者)は青年からロールケーキを受け取る段階で断るという選択も取ることができる。
このウンコみたいな選択はチャンス(環境)を活かさない、議論をしない。という状態にあるのでなにも起こらない。(黙認)
別の話しになってしまうが組織は他物に寛容でないと誰かからの助けを許容することもできなくなる。まずチャンスを十分に受け入れてそれを活用する方向に考えない態度でないと組織(何事も?)存続は難しい。

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