程よい距離感を考えよう回？

パーソナルスペースって聞いた事はありますか？
相互の関係性において、程よく安心感を得られる領域というものがあります。
簡単にいうと、人にも縄張りっていうもんがあるんですよ。（反社会的な方の縄張りとはちと、違います）

相互の関係性っていうところが問題で、民族的、文化的にも多少、違いはあるようですが、おおむね下のようになっております。

公共・公衆の領域　　３.5m以上
社会的対人関係の領域　1.2〜3.5m
友人の領域　45cm〜1.2m
恋愛・親密の領域　0〜45cm

で、この領域を侵せば当然ながら、入ってこられた側は不快な気持ちになります。特に、親密な関係領域と友人の関係領域を誤ると、信頼を築くどころか、相手からシャットダウンをくらうことになります。

時々、この距離感がとても近かったり、逆に遠かったりする特性をもった方がいらいっしゃいます。初めて対面し、話をする時は、しっかり距離が近いか遠いか、確認して、程よい距離感をつかんでから、話を始める事が大切です。

また、この距離感は男女の差もあり、男性は前方が長い楕円形。女性は円形です。
つまりは、女性は全方向集中型。男性は前方向集中型ともいえますよね。

また、正面対座だと、攻撃的関係になりやすいので、話しを聞く時は、斜向かいに座ると良いです。傾聴の時に視線を合わせて行くことは、相手に興味があるという意思表示になるのですが、対面で凝視は威圧感を生みます。
斜向かいで、座れば視線を合わせるのがキツイと感じる時に、自然に少し視線を外す事が可能です。
これは、体感なので、ぜひ意識してやってみてくださいね。

ちょっと、細かいなと思うかもしれませんが、相手を尊重すること、気遣うことが対人関係（対人援助）構築し、その後のプロセスをスムーズに遂行する為に、とても大事な事なのだー！と理解していただけると良いかな〜。と。