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40年頑張っても思いきれない

土曜日はお勉強の日

爽やかに晴れ上がって
まさに薫風香る、って感じの中
いそいそと京都までお稽古しに行ってきました

花材は土佐水木とニゲラであります

花器は

ガラス

内側に尖ったものがあって花留めに使えそう
と、ズルを目論む

へば、れっついけばな

びほー
あふたー

っていきなり花器にぐさぐさと
植物を挿すことはしませんよ

じろじろ見てお手入れします

顔を洗わずにいきなりお化粧したり
洗濯したまましわくちゃの
お洋服でお出かけしないよね

びほーあふたーで土佐水木の見え方
ぜんぜん違うでしょ?

汚いところ、折れてるところ等々
きれいに取り除くのであるよ、チミ

土佐水木の葉は裏表で色が違うし
ひだひだが魅力的

しかも2本それぞれ色が違うので
そこを見せどころにしようでは

あ~~~りませんかっ

って、計算してからいけるのでありますよ

ぬぬ

なんだか見たことある構成

むむむ

真上から水を覗き込むと
木の切り口が白く丸見え

切りたいけれどここから修正は不可能

たぶん絶対に崩れるし
頑張ったとて
そこら中水浸しになっちゃう

講評の時間が迫ってきて
「くっそー」と諦めるの巻

しかもニゲラの表現が曖昧

本当は葉をすべて外す予定だったんだけど
このもしゃもしゃがニゲラの魅力なのよね~

とか思って外すことができなかった

案の定講師に
「ニゲラ多すぎない」って指摘される

葉がなければ
これくらいあってもよいと思うのよね


40年もいけばなやってるのにできない

不甲斐ないとはこのことである

反省点ばかりである

逆上しながら片づける

逆上してても花器は大切にするのだ

水が大量に入ったまま持ち歩くなんて言語道断

水はしゅこしゅこで抜きます

いけばな教室って
道具を大切にすることも教えるので
こういうものもしっかり常備してるであるぞよ


で、
いつもならば大急ぎで帰宅して
あーでもないこーでもないとやるんだけど
なにせ薫風香ってるわけだから
強烈に気持ちよい日

こんな日に京都にいるんだもん
ちょべっと寄り道しよう


珍しく寄り道したのです

どこでしょう?

それはまた後日



いけばな教室 西宮市
へなうさ工房:甲子園球場そば
090-8214-8739
8739sshuho(@)gmail.com


HP





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