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戒めのもと


・美容院へ行った

先週、満を持して美容院に行った

大げさだけど昨年の夏
浴衣を着るたび髪の長さがあまりにも中途半端で
四苦八苦したので今年の夏に向け伸ばしてた

今年の浴衣はおしまい、と決めた日に
バッサリ切ることに昨年から決めてた

そして切ったその足で
運転免許の更新に行くと決めてた

だからワクワクだったんだ


けどいつも行ってる美容院はお盆休みだった

なのでお初の美容院へ行った

結論、大失敗だった

そこの美容師さんは
髪質改善に全力投球のようでわたしの希望を一切聞かず
いかに自分が美しい髪に変えられるかを滔々と述べ続け
あまりにも面倒で
ひたすら「はぁはぁ」とうなずき続けた

結果、残念無念
イマドキこんな髪型のヒトいる?という
古臭いおばぁが出来上がった

もちろん運転免許証の出来は最悪だった


翌日会った友人も絶句

「やっぱり美容師さんは若い人に限るのかもね」
とのお言葉をいただく

いやいや
若くなくてもしっかり勉強会等に参加し
SNS等チェックしていれば
このような悲劇は起きないと思う

お金をいただくプロだからこそ
勉強はし続けるべきと痛感するの巻

それにしてもお高い授業料
そして古臭いおばぁで過ごさねばならぬ



その果物はイチジクではない

・話題の果物を母に送ったら

コロナでお籠り大会だったころ
テレビなんかで大騒ぎ
もてはやされてた果物があった

おいしいおいしいと連日
いろんなところで話題になってる

なのでネットで調べ農家直送、母に送った

すると母から激怒の電話がかかってきた

「はっきり言ってまずかった
 それにこれ本当にそれなの?
 なんだか種類が違うように思うけど?
 とにかく二度と送ってこないで!」

まずい、というお言葉は
いかがなものかと思いながら
それにしても種類が違うように思う、は
引っかかった

なのでその農家に問い合わせたところ
「間違えて違う種類を送ってしまいました
 正しいものを送りました」

ぎょえーーーーっ!

母は二度と送るなと言っている

大慌てで
「もう送っちゃいましたか?
 送り先変更は可能でしょうか」と
問い合わせをした

無事、
母の手元にはいかなかったけど釈然としない

こういう場合、考えられるのは
1.正しいものを送りなおす
2.差額を返金する
3.全額返金する

他にもいろいろ対処はあるはず

こちらの意向も聞かず
いきなり送るとはコレいかに?とモヤモヤ



・いただきものの桃の箱

これまた数年前
とあるデザイナーの方から
超超超高級桃をいただいた

超超超高級ということで
信じられないくらい立派な紙箱に入ってやってきた

紙箱はデザイナー仲間が企画したものだそうだ


紙箱は資源ゴミになる

なので平たく開かなければならない

ところがどっこい
超超超立派な箱なので解体できない

何をどうしてもびくともしない

大汗かいてどうにか解体した

こういった超高級品は
年配の方がもらうことが多いだろう

ってことは
ご老人がこの解体不可能に近い
紙箱をどのように始末するのか

いらぬ心配をしてしまった

なので後日
桃をくださった方にお話しした

こういった高級品は
年配の方がいただくことが多いだろうから
もうちょっと解体しやすいように
工夫してあると嬉しいかも?

やんわりお伝えしたつもりだった


けどその方は

超高級な桃を作ってる農家さんを
最高にリスペクトしてるからこそ
この立派な箱なの
桃農家、企画したデザイナーの
熱き思いが詰まった箱をつぶすなんてありえない

この箱はありがたく
後生大事にとっておくべき貴重なものなのだ


ぬ、ぬ、ぬ

先も述べたとおり
年配の方が受け取る可能性が高い
主役は桃であるこの箱

しかもその情熱を受け取る側は知らない

年配の方⇒
処分したい方も多いんじゃないだろうか?

それはワタスの決めつけだろうか?


これは軸足をどこに置くか、だね

最終的に手にする人を想うのか
自分の顧客だけを大事にするのか




人としてまったくなってないワタスは
しょっちゅうやらかす

こういった
ぬぬぬ、むむむ、という
事態が起きるときって
ワタスがやらかしてるときに起きる

なので
よくよく自分を吟味しなければいけない


最初の美容師さんは
自信を持つことは悪いことじゃないけど
自分が最高だと思い込み
お客が何を求めてるかまったく聞こうとしなかった


8月に入りばらばらと入門者が増えたけど
これをやってないかと不安になる

いけばなを習いたいのはなぜなのか

最初に聞いてるけど
聞いた【つもり】になってないだろうか

もう一度しっかり確認しなくちゃ


二番目の農家さんは
素早い対応は素晴らしいけど
やっぱり相手の気持ちを無視してる

まずはどうして欲しいのかを
確認するべきじゃないだろうか

どういけばなを習いたいのかしっかり確認せねば


桃箱のお話は自分の熱き思いを
他人に押し付けちゃってるような、、

誇りをもって仕事するのは大事だけど
相手あっての仕事ならば
自分の思いを優先して押し付けるのは
戸惑う人が出る可能性がある


参ったなぁ、
どうなのかなぁ、と
思うことに遭遇したときは
いつも以上に自分をしっかり顧みないと
やらかしてることになる

お弟子さんに対してもそうだし
職場の方々や友人知人
そしてnoteの世界でもやらかしてるんじゃないのか


人の振り見て我が振り直せ

家じゅうのドアに
でかでかと貼っておかなくちゃだ





🐰頑張って精進するので習いに来てね🐰
いけばな教室 西宮市
へなうさ工房:甲子園球場そば
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8739sshuho(@)gmail.com


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