喪中でも正月花を飾る
喪中はがきが必ず来るようになりました
歳取ったんだなぁ、と実感することのひとつ
喪中だと新年のご挨拶避けるように、とのことで年賀状は送らないという慣例になっているけれど、正月花は飾っていいのか悩まれる方も多いですね
答えはカンタン
喪中でも正月花はいけていい
ただし決まりゴトがちょこっとあります
って言うと「ほら~、だから日本文化キライ、面倒なんだよね」と仰る方がでてきちゃうんだけど、形式やしきたりに囚われるんじゃなく、まずは気持ちや想いが大切
気持ち、想いを積み重ねて出来上がったのがしきたりなのに、いつの間にか形式、しきたりに振り回されて「めんどくさい」になっちゃっうのはとても残念なことです
大切な家族を失った悲しみに寄り添いつつ、故人を想い花をいける
その『気持ち』『想い』が大切だと思います
最近ではワンコちゃん、ネコちゃんも大切な家族
わたしも昨年、とてもかわいがっていたワンコを亡くして、とてもじゃないけれど松を立てる気持ちになれませんでした
そんなときはね、あっさりといけます
南天は『難を転ずる』と語呂合わせがあって縁起がいいとされています
正月花には赤い実の南天がよくいけられますが、この↑↑赤い葉のオタフクナンテンも最近ではいけられるようになってきました
スモークがかったようなガラスに赤い葉がグラデーションに透けるようにいけてみました
こんな風にさっくりいけて、ぽんっ と飾っておくのもよいですよね
千両は赤い実のものが主流ですが黄色い実のものもあります
水引も縁起ものですので細かく切って大量に結んでみました
『縁を結ぶ』という願いを込めています
喪中の正月花
決まりゴト、形式よりまずは『こころ』
これを大切にして飾ってくださいね
きっと旅立った方も嬉しく思うことでしょう
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