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日常会話とは?言語の面白さ、デートの断り方

日本語を教えてるAussie男性に「自分のことどんな人間だと思う?」と聞かれた。私の経験上こういう質問は、いきなりどうしたの?と聞かれるやつですが、私には全然いきなりじゃない。寝起きでもいけます。

海外(私はNZとAUS)に住んでると割と日常生活でこういう話になる気がする。私の周りだけなのか?私は相手の価値観がわかるような会話とか、新しい視点・発見が好きなので、そういう楽しさは海外の人々との会話の方が多い。こっちの子どもに「何があなたを作ってると思う?」と聞いても、何その質問?とはならない。いや、これはその子と私の気が合うだけか。子供の方が同じテンションで面白がれるみたいなとこあります。ちなみにブラックのその子は一番最初に「肌の色」って言ってた。理由は説明できるかと聞いたら「わかんないけどそう感じる」とのことだった。黒人として生きることを私がわかることはできないが、彼女が同年代の子供に人種差別を受けたときはたまに話を聞く。この地域は特に白人の街だ。というか、多文化なオーストラリアでも黒人は滅多に見かけない。調べたら1%未満だった。

英語を学び始めた時「日常英会話くらいはできるようになりたい」って思ってた。でも、当時の「日常会話」のイメージは「問題なく生活できる会話」という感じだった。でも人と生活し、深く関係を築いていくとなると、生活ができる程度の英語では全然足りない。一人で生活してるわけじゃない。楽しい話ばかりじゃない。共感し合うだけじゃない。日常英会話はもっと広い。何英会話でもなんでもいいんですが笑

いつもオーストラリアの家族でディナー食べてて、たまにうわぁすっごい面白いこの話!私も意見ある〜!って思うけどネイティブ同士の会話白熱しだしたら爆速すぎて聞くだけで脳みそのスタミナ使い果たす。1対1ならキャッチボールになるけど、私にとってネイティブのグループの会話は目の前で5人くらいの大谷翔平が投げ打ち合ってるみたいなもんなのでカオス。そこに入ろうとする田舎の弱小校の二軍。弱小校に二軍とかある?まあそんくらいカオス。それでも面白い。発見があるから。発見したい人生。

私は自分の性格について「easy going(気楽でのんびり)、honest(正直、誠実)。たまに頑固って言われる。でも全てに対してじゃない。自分にとって大事なものに関しては頑固になる時もある。まぁいい人間なんじゃないかな〜」と答えた。

サラッと自分を「いい人間」と出てくるの面白い。日本語だとパッとは出ないかも。てか母国語だったらもっとじっくり考えちゃう。第二言語よりも使える語彙や表現があるし、ニュアンスとかも気にしがち。でも英語だと使える表現も限られるし、言語処理にだいぶ脳みそがもってかれてるので、スパッとシンプルになる。私は言語によって性格が変わるとかはない。あ、でもこれが性格変わるってことなのか?てか性格って何だっけ?人から見た自分のこと??

「花都はDown to earthだと思う」と言われた。よく聞くしなんとなくわかるけどピンときてない言葉だったので教えてもらった。こうやってバチっと日本語に直訳できないのも面白い。個人的醍醐味。

ざっくりいうと「Down to earth=地に足ついてる」ぽい。地球に足ついてる。でも日本語の「落ち着いてる」「現実的」という意味に加えて、気取らず飾り気がない(背伸びしてない)とか謙虚(浮わついてない)、素朴(スカしてたりキラキラしてお高くとまってない)という意味もあるみたい。全部、コアのイメージは同じ。そこから「気さく」とか「一緒にいて心地いい」とかのイメージも入ってくるのかな。こういう「いろんな意味がある」と思ってた用語のイメージを掴んだ時めっちゃ興奮するの私だけですか。down to earthはまだシンプルな方だけど、単語とか特に。世界をどう切り取り表現するかの違いなんだなぁとつくづく。こういうのすぐ調べてもいいけど発見するの好き。発見したい人生。

普通に会話を楽しんでいたら「僕がもっと若くて、君にボーイフレンドがいなかったらデートに誘ってるよ」と言われた(たしか40歳)。「まあ彼氏がいるからね!ソーリー」と答えた。そしたら彼氏がいなかったらイケる!になったのか、すごい畳み掛けてきたから「Sorry but I won't」とアリアナグランデの新曲みたいな回答しました(そんな新曲はありません)強引な人苦手だから疲れた。

これからも関係が続くし気まずくなりたくないが、断る意思はハッキリ伝えたい、、難しい!初めての状況だった。疲れたから伝わってるといいな。またあの感じで来たらキツい。もっと良い言い方あったなと思う。今の私は咄嗟にSorryの重さを利用してその後にはっきり言うという雑なカードしか使えなかった、、、、海外経験のある日本人がよく「海外はストレートに言わないと伝わらない」って言う。確かに日本のコミュニケーションの方が圧倒的に文脈重視だとは思うが、=英語では白黒ハッキリ強く言い切る、という感じではないと思う。コミュニケーションの仕方が違うだけで他者に対する姿勢は同じだと思う次第です。丁寧で柔らかいけど意思は示す、みたいなのいつも勉強になる。

最後に、こういうときのchat GPT的ベストアンサーを聞いて終わります!!

参考にしまーす


ではまたー!