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それぞれの「餃子」

今日は土曜日で、昼過ぎから友人が家に遊びにきて、夜はイラストを出展している企画展の「オンライン交流会」があった。
「よく喋った日」だった。


私は人間が好きである。
今日のオンライン交流会ではイラストレーターさん5名の方とお話しができた。お話といっても時間が限られていることもあり、出展したイラストの説明や簡単な自己紹介程度ではあるけれど、良き時間だった。
イラストは、それぞれの生活で感じたことや表現したいことから生まれてくるものなので、その「人」のことを知るとより解像度が上がるというか。
私は「イラストを見ただけで全てがわかる読解力つよつよ人間」ではないので、だからこそその人をもっと知りたくなって興味が出てくる=「人間が好き」なのかもしれない。


話は前後するが、今日の昼過ぎから来た友人とは餃子をつくって食べた。
友人は餃子を包む時に、まず半月型に折ってフチを全てくっつけてからヒダをつくっていた。私はヒダを作りながらフチをくっつけていた。
出来上がった餃子のタレとして「しょうゆ」「ぽんず」を二つの小皿に分けて出したところ、友人は「しょうゆにぽんずと酢を入れる」とのこと。
酢にこしょう入れるだけの人もいるよね〜、なんて会話をした。
料理の違いは本当に家庭それぞれだ。何気ない日常だけれども、友人と私では描く餃子の見た目も変わってくるのだ。おもしろい。
そういうところに「個性」が出てくる。

「イラストレーターの仕事はAIに奪われる」なんて言われているけれども、AIが描く餃子は「餃子」でしかないのだ。人間が描く餃子は、家族とつくった、近所の中華料理屋で食べた、白菜?キャベツ?味付けは?、などのもろもろからできあがるので、AIにその全てを託すのは荷が重いのではないかと私は思っている。


ちなみに今日のサムネイルは、オンライン交流会の元となる企画展に出したイラストの一部。はじめて日記と関連する画像にした。
特にあげる写真がないときは、いままでのように私の好きなものをランダムに貼り付ける。

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