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全力で自己責任の人生を歩む怖さ

1.2人の自分の戦い

最近とても考えること。

「これやりたい!今やらなかったら後で後悔する!」
と思う自分

VS.

「やりたいことはあるけど、上手くいかなかったときのリスクを考えると大人しく周りと同じように生きる方が順当な生き方だな」
と思う自分

つまり、未来の自分の幸せを考える自分 VS. 今の自分の幸せを考える自分
の戦いが日々私の中で繰り広げられているのだ。

前者は、もっと良い未来があることに期待するパターン。
今の自分はあえて苦しい道を選ぶ。未来の自分はそのせいで苦労するかもしれない。でも今よりももっと幸せな未来が作れる可能性もある。

後者は、現状維持を幸せと考えるパターン。
未来の自分が苦労するリスクを低くしているけれど、言い換えれば今の自分が困難に立ち向かうリスクを避けて未来の自分の可能性を狭めている、とも言える。

どちらの生き方をしても、たぶん不幸にはならない。少なからず幸せな未来を作ることはできる。

2.これからの社会を生きる自分

小学校、中学校、高校受験、大学受験に対し、私は後者の自分を優先してきた。

勉強を頑張ってそこそこいい学校に入ることが、自分の可能性を広げられると思っていたから。

でも、就職という壁が目の前に立ちはだかったとき、これからの社会で「大企業、難関企業=自分の可能性を広げられる、幸せを実現できる」という方程式は成り立たないと咄嗟に感じた。

今後50年日本で働くことを考えると、今の自分の幸せ、つまり”就職活動を経て自分の最適解の会社に就職すること”は、果たして未来の自分の幸せにつながるのだろうか。

いつ不景気になり、仕事がなくなるか分からない今の時代、リスクをとってでも今いばらの道を歩む方が、未来の自分が幸せになる可能性を高められるのではないか。

3.自分の人生に責任を持つということ(まとめ)

ただ、誰にも分からない未来に期待することは怖い。
今まで順当に歩んできた道から外れるのは怖い。

不確実な人生を歩む中で、確実に問わなければいけないことがある。

今の自分は人生を冒険する責任を負うことができるか?

責任を負える自信がないのであれば、リスクを取る必要はない。
もし、責任を負ってでも自分の人生を楽しみたいと思えるのであれば、あえて道を外れる価値はある。

成功も失敗も全部背負って、誰のせいにも出来ない人生を歩むこと。

それは誰かにとっては歩みたくない道であり、他の誰かにとってはわくわくの落とし物が待っている道である。

人生に正解はない。だからこそ、全力で自己責任の人生を歩むのはどうだろうか。

一歩踏み外す怖さで自分の本心に蓋をしてしまっている方に、少しでも勇気を届けられますように。

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