藤川正太の伝承「霊感のある先輩・病院廃墟編その①」
初めまして、藤川正太といいます。
大学で金沢に進学しました。
スノボーサークルの先輩が、ものすごい霊感の持ち主だったんで、その先輩が実際に経験したというエピソードを、何回かに分けてお話します。
※かなり怖い話ですので、この先を読んでゆくかは自己責任。
5段階の☆④の怖さです。
「病院の廃墟編その①:霊感のある先輩」
金沢大学はかなり山がちな場所にあるんです。
なのでスノボーサークルが盛んでした。
金沢で有名な、病院の廃墟が、山岳地帯にあります。
先輩は中学校のころから霊感があり、心霊スポットへ行くのが大好きだったようです。
いつも5人の同級生と、巡っていたようなんです。
このお話は、先輩がOBとなり、社会人になったタイミングで経験したというものです。
いつものように5人で、例の病院廃墟へ車で向かっていました。
地元で有名な廃墟です。
いよいよ到着し、ドアノブに手をかけます。
「ギィィィ…」と古いさびた扉を開け、5人は中へ入っていきます。
いつも、基本的にはビデオカメラを構え、前方を撮影しながら進んでいくのが、彼らのスタイル。
今回も例にもれず、撮影しながら進んでいきます。
「コツ、コツ、コツ…」とうとう奥まで散策しました。
…が、何も異変はない、ただの廃墟となった病院です。
「なんだ何も出ないじゃん、拍子抜けだな。帰るか。」
先輩は有名な病院廃墟のスポットを楽しみにしていました。
ですので何も異変がないことに当時は不満だったそうです。
そこで、5人はクルリと方向を変え、来た道を戻ろうとしました。
…ここからが異変の始まりだったんです。
今回は小分けにしていこうと思います。
全部で「病院廃墟編は」4編でおとどけします。
いよいよ次回は「その②:カメラが捉えた白い怨霊」です。
藤川正太の次回をお楽しみに。
マジで普通に怖いよ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?