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ショートストーリー「100年後の蚤の市で見つけたモノ」

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ここは、100年後の蚤の市。ふと目についたパーツのような“謎なモノ”。一体なんのために作られたものなのか。 100年後の蚤の市に僕たちの商品が並んだら…というショートストーリーを… もっと読む
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第4話 【コマのようなもの】 -100年後の蚤の市で見つけたモノ-

ここは100年後の蚤の市。 古い本や家具、大工道具なんかを扱う屋台が建ち並ぶ。 その一角、白い木綿布を敷いたテーブルの上に、雑然とモノが溢れている。 ふと、パーツのような形をした“不思議なモノ”に目が留まる。 これは一体、何に使うものだろう? 店主に訊ねるも、ニヤリとするばかりで教えてくれない。 なんだ、これ… 「こんにちは!」「よう!」 互いにちょこっと手を挙げながら挨拶を交わす。 こういう蚤の市で馴染みの客になるっていうのは、“ツウ”という感じがして誇らしい。 「今