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簡単にできる自分へのバッテリーチャージ

パワーポーズってご存知ですか?社会心理学者のエイミー・カディがTED CONFERENCEにおけるスピーチで、ボディランゲージがいかに心理的な効果を発揮するのみならず、ホルモンの分泌まで変えてしまうという話。書籍も出ているので、さらに詳しくは読んでみてください。

胸骨を少し前に出す感じで、胸を張り両手を上げる、1番!と片手を高く上げる、両手を大きく開く、ガッツポーズなど自信満々のポーズがパワーポーズ。早速試してみた。朝、起きて鏡の前で片手を高く上げて、「イエーイ!」という感じ。そう言えば、東京オリンピックで金メダルを獲得した女子ソフトボールチームの選手たちも、人差し指を上に突き出すポーズを頻繁にとっていたっけ。

これ、やってみるとわかるけど自分の中にある、エネルギーが詰まったボトルの栓がポン!と空いてグワッとエネルギーが出てくる感じがしてくる。エイミー・カディはスピーチの中で、重要な一連の出来事つまり「体が心に影響を及ぼし、心が行動に影響を及ぼし、行動が結果に影響を及ぼす」ということについて述べていた。だから、自分自身に自分がパワーがあると言い聞かせることで、結果その通りになるのだ。確かに自信がない時って、俯き加減だったり、背中が丸まっていたりする。

楽しいから、面白いから笑うのではなく、笑っていたらなんだか面白くなる、ということにも共通する。胸を張って堂々と歩くとそれだけで自信が出てくる。それぞれ自分に合ったパワーポーズをいくつか持っておくと良いかもしれない。

自分でやっても効果を感じるし、簡単にできるので、早速もっと大事な場面で人数を増やして試したいと欲が出てきた。ちょうどタイミングよく株主総会があったので、思い切って総会が始まる前に、会長始め役員全員に声をかけパワーポーズの効果を説明の上、みんなで一緒にやってみた。緊張感が和らいで、パッと明るい雰囲気に場の空気がガラッと変わった。1人でやるもの良いけど、大勢でやるのはもっと良いみたい。しかし、ふざけるな!と怒り出す人が1人もおらず、むしろ面白がって(というかやや唖然としている人も目の端にうつった気もするが)一緒にイエーイ!と片手を上に上げてくれた役員の皆さん、さすがでした(笑)

そう言えば、ポーズも効果あるけど中村天風さんの「力の誦句」もオススメ。
ご紹介すると、、、

「私は力だ。力の結晶だ。何ものにも打ち克つ力の結晶だ。だから何ものにも負けないのだ。病にも 運命にも、否 あらゆるすべてのものに打ち克つ力だ。そうだ!!強い 強い 力の結晶だ。」

どうしようもなく落ち込んだ時、敗北感を感じた時に「私は力だ。力の結晶だ。何ものにも打ち克つ力の結晶だ!」と声に出して言うと、不安や恐怖が萎んでいき、落ち着いてきて、気持ちが強くなっていくから不思議だ。悩んでいたことがどうでも良くなる、というか大したことではない気がしてくるのだ。気になる方はさらに中村天風さんの「運命を拓く」を読むことをおススメする。余談だけどこの人の人生が面白すぎる。

自分でパワーポーズを取る。力の誦句を実行する。両方とも簡単にできるけれど、効果は抜群!ぜひお試しあれ。




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