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【競馬コラム】菊花賞の原風景
この写真を見て、ふとペンを執りたくなったので何となく書き連ねてみる。
【G1復刻:1999年菊花賞】
— 日刊スポーツ 極ウマ@新極ウマスタート! (@goku_uma) October 20, 2022
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いやー、美しい。西に傾いた陽射しと、少し霞んだ秋の空気。これよ、これが菊花賞なのよ。10月下旬にはこの景色は見られないのよ。
やっぱり菊花賞は11月なのよ。
競馬ファンとして初めて菊花賞を見たのが97年のマチカネフクキタル。セイウンスカイの98年、そしてナリタトップロードの99年はどちらも現地で観戦した。もちろん開門ダッシュ付きである。だが、その翌年から番組の大幅な改訂があって菊花賞は現在と同じ10月へ。そう、僕が実際に体験した「11月の菊花賞」はわずか3回だけなのだ。しかし、競馬を一生懸命イチから覚えた時期の印象とは強固なもので、未だに「11月の菊花賞」が原風景になったいる。
それにしても秋の京都競馬場は美しいな。G1開催日の朝なんか、昂ぶるワクワク感とひんやりした空気がぶつかってたまらんよね。午前中なんて向う正面から3角の坂にかけてモヤがかかって。しかも未来のG1馬が新馬戦に出てくるもんだから油断ならない。
我が聖地に蹄音が戻ってくる来春が、そして秋のG1連戦シリーズが待ち遠しい。
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