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【ガンバ大阪】今だからこそ貫けガンバスタイル

うーむ、なかなか大変なことになってしまった。まさか我が軍にコロナ禍が直撃するとは..すでに3日の名古屋戦に始まり鹿島戦・大分戦の中止は決まっていたのだが、今日になってクラブが約2週間の活動停止を発表。合わせて月内に組まれていた札幌戦・仙台戦・横浜M戦の中止も決まった。

正直、名古屋戦と鹿島戦が中止になったタイミングでは「今やっても勝てる気せんかったしパスできたのはラッキーかも」なんて考えもあったのだが、さすがにここまで影響が大きくなるとそんな呑気なことも言っていられない。まずはクラブ内にこれ以上の感染者が出ないことを第一に、少しでも早く活動が再開できることを願う。

一番の心配のタネは、代替試合が開催できるかどうか。もし日程の調整がつかなければ0-3で敗れることになる。現時点で未消化の6試合すべてが「不戦敗」として扱われると、18もの勝点を自動的に失うことに。降格を恐れる声が出てくるのも仕方がない。
ただ、あくまで現時点での話だが、いくら何でも全くスケジュールが組めないなんてことは非現実的。リーグ後半はミッドウィークも空いてるし、代表活動の週や場合によっては五輪による中断期間も残されてる。対戦相手が「いや、ちょっと色々バタバタしてまして..」みたいに忙しいアピールしてきて開催を渋らない限りは、代替試合全滅ということは起こらないんじゃないかと。幸いこちらも少々のターンオーバーであれば事足りるだけの選手は揃っているし。

あくまで現時点での話ですが。

それ以上に危機感を覚えているのが、活動再開直後の戦いぶりである。ただでさえゼロックス杯・リーグ開幕戦を見てチームとしての完成度の乏しさを露呈したところでの活動停止は痛恨でしかない。2週間後に練習が再開できたとしても、再びほぼゼロベースからのやり直しである。対戦相手は新チームが程よくなじんできたところで、こっちはまだ手探りのまま。この差は大きい。
無事に試合ができたとしても、4月の戦いぶりは相当キツいものになるだろう。まともに勝点も積めず、こうなっては早々に優勝だタイトルだという話は縁遠くなってしまう予感。残留を念頭に置いたリーグ戦になるのかなという覚悟は必要かもしれない。またか。

だからこそ、あえて言いたい。こうなったからには結果を気にせず、スタイルの構築に費やす1年にしようじゃないかと。とことんやりたいサッカーを追究する姿が見られれば、多少の負けが込んでもノーダメージよ。最悪それで降格したって、誰を責められますかって話。悪いのはコロナである。またJ2優勝して翌年に三冠とかしたらいいだけ。
とりあえず戦線復帰後の我が軍がへなちょこサッカーばかりしてても一切の批判は封印するし、むしろこれまで以上に全力で背中を押す覚悟は決めた。自宅観戦ばっかりですけど。

ただ、一番やめてほしいのは、「降格したらシャレにならんので従来の守り倒すサッカーに戻りまーす」な。それだけは絶対に許さんから。

今こそ貫けガンバスタイル。

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