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【競馬】人馬一体でG1戦線に進めバスラットレオン:1月10日(日)の見どころ/シンザン記念ほか

アイラブテーラーは中京に来ると信じられない大敗を喫する仕様なんですかね..まさかあんなに大きく出遅れるなんて。馬券を買っていた人はご愁傷さまとしか。
それにしても中京の馬場はクセがすごい。後ろからだとまず届かない。先行馬、インコースを通った馬がそのまま残ってばかり。淀短距離Sも最内枠のトゥラヴェスーラが勝って2着が2番のナランフレグ。これいつまで続くんでしょう?

中山のニューイヤーSはミッキーブリランテが単勝14番人気ながら大駆け。これがダノンザキッドの兄の意地というやつか。アルーシャは馬体も増えててちょっと危ない人気馬かなと思ったけれども2着は確保。ただルメールは初日勝ちナシでしたね。こういう日もあるよねたまには。
あとサトノウィザードはやっぱり能力ある。今回はペースもハマらず大外枠が仇になったけど、松田国英厩舎ラスト重賞をどこかで狙えないだろうか。


明日はシンザン記念。今年は成人式ができるかできないかという話が問題になっているが、僕は成人式には行かずいつも通り京都競馬場にいました。その時に勝ったのがサイレントディール。はっきり覚えていますとも。

そんな思い出も交えつつstand.fmで昔話を配信しましたのでよければどうぞ。

■ シンザン記念

近年は牝馬の活躍が顕著で、昨年もサンクテュエールがプリンスリターン原田和真の夢を打ち砕く勝利。奇しくも同じアルテミスS2着からのローテで臨むククナが今年は人気を集めそう。ついでにルメール騎乗、キャロットFの所有馬というのも同じ。

確かに前走は見どころのある競馬だった。スローペースを中団インで追走し、直線は外に持ち出すのに少し待たされながらも、追い出されてからは鋭い瞬発力を発揮。さすがにソダシには完敗だったが、今後へ期待を抱かせる一戦だった。ただ、今の中京の芝コースは前述の通り圧倒的に先行イン有利。脚質面の不安に加え大外枠をどう克服できるか。このコンディションで大外から差し切れたらソダシ・サトノレイナスに次ぐポジションまで一気に昇格だ。

逆にこの馬場を味方につけたいのがバスラットレオン。朝日杯FSでも好位から勝負に出る正攻法で4着と見せ場は作った。能力の片鱗は見せながらも、もうひと踏ん張りが足りない現状だけに、スムーズに先行して速い上がりでまとめる競馬に持ち込みたい。坂井瑠星もそろそろこの馬で結果を出したいところ。賞金を加算できればG1戦線が見えてくるし、それが叶わなければそろそろ厳しい通告があってもおかしくはない。人馬一体でチャンスをつかみたい。

馬場が馬場だけに注目したいのは内枠の各馬。ダディーズビビッドはレースが上手なタイプでコース実績も十分。乗り慣れた武豊から浜中俊へのスイッチは不安材料だが、どうにか力を発揮したい。松山弘平のカスティーリャも先行できそうだし、幸さんのルークズネストもゲートを出るようになって楽しみが。この2頭のモーリス産駒が一発候補。

モーリス産駒でいうとピクシーナイトも一部でやたらと評価されてるよね。マイル戦は初めてだが、スピード任せというタイプではないだけに距離はこなせそう。ローブティサージュの仔レゾンドゥスリールは新馬戦が超スローで評価が難しい。わざわざ重賞にぶつけてくる時点で陣営は自信があるのかなと思いつつも。ロードマックスは朝日杯FSで6着と善戦し力のあるところは見せた。タメて末脚にかけるタイプだけに、ククナ同様この馬場がどうか。

勝ってほしいなという気持ちも込めてバスラットレオン中心に、先行馬の一角崩しを狙うのが得策かと思いつつ、そろそろキレイに外差しが決まる番だったりもするからな..w

■ その他のレース

中山のメインはダートのOP特別ポルックスS。5日の開幕日にいきなり2勝を挙げた高倉稜が有力馬エイコーンと参戦。タフなレースになるのは間違いなく、この馬の末脚がハマりそう。勢いに乗って決めたい。あとレイデオロの弟レイエンダがひっそりとダート初参戦。しかしいきなり59kgは厳しい..
中京5Rにはサヴァニャンが出走。新潟での未勝利戦は思わぬ大敗を喫してしまったが、立て直しなるか。惜敗続きのセシリア、カバーガール、マジカルステージにマリーナと相手も揃ったが、ここで勝ち抜けられれば次への手応えにも。
同じく未勝利戦からは中山5Rのソーヴァリアント。11月の未勝利戦を勝ちながらも禁止薬物が検出されて失格処分に。それ以来の実戦となるが、狂ったリズムを戻せるか。秋の東京とはまるで馬場が違うだけに、気がかりなのはそこだけ。

それでは明日もよい競馬を。

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