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【ガンバ大阪】宇佐美貴史の移籍報道に何を感じたか

川崎フロンターレが宇佐美貴史に獲得オファーを出したという報道を聞いた瞬間、正直ちょっとうれしかった。

だって、あのJリーグ歴代最強の王者がウチの宇佐美を必要としてるってことがわかったわけですよ。しかも契約切れのタイミング狙いじゃなくて移籍金を積んでまで。近年の頭打ち感からして、このままピークアウトしていくのかなと覚悟もさせられる状況下で、まだまだ隅に置けんやないかと肘でツンツンしたくなってしまった。息子がかわいい女の子に告白されたって話を聞いた感覚。たぶん。

ついでに、川崎で輝きを取り戻す姿を見届けるのもひとつの愛情表現なんじゃないかとさえ考えた。今の低迷するガンバ大阪で勝敗の責任を一身に背負わされるよりも、周囲にも強キャラがズラリと揃ったユニットの一員となって、適度に負担を軽減された環境の方が結果も残せそうだし。何より、鬼木達監督の薫陶を受けて戦術面でのレベルアップを果たすことで、彼自身のキャリアもガラリと好転するのではないかと。少なくとも判定に不服を唱えながら両手ブンブン広げてプレスを怠るようなことはなくなるはず。

だから「行けるなら行った方がええんちゃう?」と思ったのでした。本当に。無理やり納得するとか覚悟を据えるとかじゃなくて。タクティカルなサッカーの楽しみを知り、再びゴールマシーンと化す宇佐美が見られれば、それはそれでたまらんよなきっと..と。

でも残留する言うてるねんからしょうがないですよね(にやけ顔

この日までに宇佐美本人がクラブを訪れ、残留の意志を伝えた。来年30歳を迎える宇佐美だが、G大阪と複数年契約を結んでいる中で、移籍金の支払いも含めた川崎の熱意あるオファーを受け、時間をかけて熟考。しかし幼少期からG大阪のサポーターで、中学1年生から下部組織に所属し、欧州移籍した5年を除いたすべての時間を過ごしてきたクラブへの愛着が勝った模様だ。

本人のコメントがないのであくまで金川記者(ですよね?w)の推測に過ぎないが、「ガンバ愛」を貫いてくれたったことで。毎度ありがとうございます。きっとコメント力には定評のある宇佐美さんのことだから、そのうちサポをとろけさせるような名言を残してくれるでしょう。
ただ、この記事を読みながら「愛着」が残留の決め手になってるようじゃアカンわな。選手としていい環境..すなわち「成長できて結果が残せるクラブだからガンバを出るなんてありえません」と本当は言わせないといけない。

そのためにも宇佐美の力が必要。そして宇佐美を活かせるガンバにならんとね。

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