着物の仕上げ。
着物のアイロン仕上げについてのお話です。
着物の仕上げの上手な職人さんの仕上げは、シワ伸ばしとは違います。
着物は、クリーニング屋さんみたいに機械で「プシュー」とはいかないので。
着物で大事な、きせやふきがつぶれてしまいます。
でも、胴裏(裏地)のついた袷の着物の裾がダブっていたり、留袖のヒヨクが出ていたりしてあることないですか?
正絹の着物は湿気などで縮んで、寸法が狂う事があるんですね。
仕上げの上手な職人さんですと、仕立て直さなくても元に戻せる技術を持っています!
お手入れで、水を使うとそれだけで縮んだりする事があるんですが、元に戻せる技術があるから、水を使えるという事なんですね!
(縮緬の着物なんて、水を使うとものすごく縮みます。)
家庭でやるときは、当て布をして無理しないで下さい!
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