不足を不便で解消する

最近は引っ越しを考えているんだけど、自分の譲れない条件に合致する物件を探すことに辟易してきてる。

そこで試しているのが、もともと〇駅が最寄りだとか、家賃の上限がいくらだとかを条件にしていたものを、思い切って見直してみること。見直すポイントは2つ。

★軸自体を見直してみる

たとえば、駅チカっていうのを絶対条件にしていたものを、一旦取り払ってみて、家賃がとにかく安いことにこだわってみる。

★軸の数値を見直してみる

軸はそのまま、たとえば駅チカ、の定義を自分で最寄り駅から10分以内、としていたものを15分以内にしてみる。

どちらからか、あるいは両者からの見直しを一度考えたうえで、その条件に合致した家に住んでいる自分をイメージしてみる。

そうすると、意外にも馴染んでいたり、これまで絶対ゆずれない条件だと思っていたものが実は自分の思い込みで、案外妥協できそうな感じだったりする。

こうなると「不便」の捉え方を変えられないか?という視点が見えてくる。

例えば駅チカばかりを意識していたけど、とことん家賃が安いことにこだわってみた結果、駅からは徒歩30分のところになってしまった。

→だけど実はバス停が近くにあることがわかった。電車と違ってバスだと満員度合いが低くて毎日ゆっくり座れるし、運動不足がこの頃続いていて、毎朝の30分徒歩通勤を日頃の運動の機会にできるかも。
あるいは、これを機に自転車通勤を始めてみることで、安い家賃で広い家に住めたことに加えて、健康的な身体も手に入れられて、なおかつ毎日インプットする学習機会も得られる。みたいに実は不便を考えようによって、自分にとってベネフィットがあるように捉えることもできたりする。

今回は賃貸を対象にしたけど、これってたぶん

・同じように選択肢がたくさんありすぎる

・自分の生活に大きく根ざしている

ものであれば、同じようにあてはめて考えられるんじゃないかと思う。

行き詰まったら一度前提条件を大きく見直してみる。そのときは、

・条件そのもの

・条件における尺度(数値)

を変えてみる。そのうえで、

・その条件下での自分をイメージする

・「不便」で今の自分の「不足」を解消できないか考える

ってのを試してみるといいんじゃないかな。

どろん!

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