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前世という妄想

※こちらは先日scraivにて掲載した内容とほぼ同様です。
scraivが1度全記事非公開の上、創作以外投稿不可となりましたので、
noteにて再掲いたします。



前回まではフラワーエッセンスの話をしていたこのマガジン。
もしかしたら一生ご縁のなかったかもしれないアイテムや
会社名やリンク先なんかがドカドカ投げ込まれていて、
何なんだこれは……
となった方……はもうこちらはお読みではないかもしれませんが、
言えばこちらは
ドン引きマガジン
ですから、気にせずどんどん先へ進むことにしましょう。

■世の方々はどれほど前世というものに興味をお持ちなのか。

また、前世を過去生、過去世等と表現するのに
慣れておられるのか。
正直さっぱりわかりません。

単純に異世界転生ものの作品はたくさんありますので、
前世という概念自体についてはみなさん充分に
ご認識になられていると思いますけれども、
それが現実にも適用されたり自分にもそれがあったり、
といったことを考えておられる方は
どれほどいらっしゃるのでしょうかね。

これ以降、私が使い慣れている「過去生」という
表現で話を進めたいと思います。
ちなみに今回の人生のことは「今生」と表現していますが、
この話では出てこないかも。

■「妄想」の理由。

さて、その「過去生」についてですが、
私は信じています。
信じているのになぜタイトルで「妄想」と書いているのか、
というと、
私が告げられたり、
流れてくるままに語った自分のものではない人物の話が、
本当に自分の過去生であったとは限らない
と思っているからです。

今回書くセッション以外でも
過去生の話が出てくることはありました。

奴隷として人生を送ったとか、
母親に虐待され、女性を信じられず、
未婚のまま人生を終えた
とか、
自警団のようなものに属していたが
腹の探り合い、潰し合いでやりづらい思いをしていた
とか。


どうです? 本物っぽいですか?
ちなみにこれに関しては私の中から出てきたのではなく、
告げられたものです。
過去生を云々するのがメインのセッションの話ではなかったので、
こうして例に出させていただいた次第です。
これを聞いた人が
生きづらい系の人にあてがわれそうな話じゃね?
と思うのも私はありだと思います。

私自身は
自分では持たない切り口で、
現状を打開するのに使えれば
なんでもあり
で、
そらもうね、こういう話はもちろんウェルカムなわけです。
私は霊感もないし予知夢も見ないし、
ただの夢のこともろくに覚えちゃいないし、
今生の記憶すらも曖昧ですから、
本当かどうかは横に置いて考えはするけど、
そういうネタが転がってくるのは楽しいんですよね。

■さて本題の過去生書き換えセッションです。

親子間の問題に気づいたのが、
実際に受けてみようと思ったきっかけだと、
当時の記録にはあります。
セラピストさんとは出会ってしばらく経っていました。
セッションを受けるにあたって「書き換える」という内容までは
たぶん把握していなかったかと思います。
ちょっと年数が経ったので忘れてることもありますが。

実際は言葉をかけてもらって瞑想状態に至り、
思いつくまま浮かんできたことを話すという流れでした。
例えばそれが不幸な過去生と思われるものであれば、
後で幸福な設定を作って「書き換える」んですね。

■不幸な過去生が続々。

それにしてもまーーー
随分殺されてること!!


というのが感想でした。

ほとんどヨーロッパだったんですが、
とにかく殺されまくっていまして。

セッション中身体反応も出たりするのですが、
いちばん重かったのはフランスの若い女性のもので、
それは父親により絞殺される、という形で
生涯を閉じていました。
たぶん……性的な虐待もされていたんですよね。
そのせいなのか

「もっと生きたかった」
「普通の暮らしがしたかった」

という悲痛な叫びを体感することに。
まさかセッション中に泣くとは思いませんでした。
本当に喉が苦しくてびっくりしたんです。

あと衝撃的だったのは
スペインのフラメンコダンサーのもの。
男に騙されてお金を渡し続けていたんですが、
ある時、自分が騙されていることに気づいて、
男がやってきた時もう渡せないと伝えるんですね。
そこで喉をナイフで刺されて殺されるという結末。

ここで刻まれたのが
「自分というものを持ったら殺される」
という認識、だったらしいです。

人の言いなりでいないととんでもないことになる、
という刷り込みにより、
今の人生でうまく自分を出せず、苦労しているんですよ、
という話につながっていきます。

これに関しても「上手く誘導されてんな」
と思っていただいて問題ありません。

ただ、私がやたらと死に結びつけていく
極端なところがあることについて、
考えるのが楽になる進み方であったのは確かです。

他にも幼少期に野原で後ろから首を絞められて殺されたり、
恋仲でお腹に子供がいる女性を殺したり、
決して穏やかではない過去生ばかりでした。

■そしてその人生を「書き換える」。

実際は過去生が出てきた都度、書き換えを行いました。
単純に幸福なものをイメージするだけです。
割とあっさり。
壮絶な内容だった割に、
違う人生に書き換えられている、
という納得はしやすかったです。

例えばフラメンコダンサーは、
男に騙されることなく、ダンサー仲間に囲まれ、
まず、ひとりの女性として人生を謳歌することになりました。

書き換え後のイメージがいちばん華やかだったのは
最初に書いたフランス人女性の過去生で、
突然踊るようにして
楽しそうにヴァイオリンを弾くイメージが出てきました。

このような幸福な人生への書き換えはとても楽しかったです。
自分自身については暗いものを結びつけがちですが、
直接的には自分でないものだからこそ、
幸せな人生であってほしいという思いやイメージが
起こりやすかったのではないかと思います。


■本当に自分の過去生だったのか。

前述したとおり、そこは割とどうでもいいことでした。
自分の中で「過去生」として、
暗く悲惨な人生ばかりがイメージされたことは、
自分の人生に対する暗いイメージが、
いくつかのパターンをもって描き出された結果

であるかもしれません。

それでも自分の中の暗いものを吐き出し、
身体的な苦痛も体感しながら「体外へと出していく」
という体験がまず大事だったのではないかと思うのです。

そうやって一度外に出したものを、
良いイメージのものに変換する。


これはどんな設定であれ、
自分の中のマイナスを減らしてプラスを減らした
ということになると思うのです。

私は言葉による誘導の元でそれを行い、
かなりのテンポで立て続け、といった感じでした。
余計な思考に至る間もなく、
さっと思い浮かんだものに対して処理を行っていく。

これは、誰かの手を借りるよりは
変化の度合いは少ないかもしれませんが、
自身でもできることなのではないかと思います。

簡単なイメージでも構いません。
創作としてでもいいと思う。
私が体験したように過去生、自分の前世だと思って、
という方がしっくりくるならもちろんそれで。
自分の中に蓄積したマイナスがあるなら、
一度表現してみる。
そのイメージ、キャラクター、過去生を、
とびきり幸せにする。
そうすることで自分の中のマイナスを減らして
プラスを増やすことができるのではないかと思うのです。

これは使えるかもしれない、と思われた方は
よろしければお試しください。
イメージの力って
かなりとんでもないことを起こしたりするそうなので、
現状を変えるきっかけになるかもしれません。

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