YouTuber になれるかも…

休職して、1年が経とうとしている。
休職当初はほぼ何もせず、1ヶ月して、メンタル医から止められているにも関わらず、八ヶ岳の強行登山をした。そして年が明けた頃、内職感覚で、パソコンでの動画編集を始めたはいいが、仕事が安定して貰えず、それなら自分でやってしまえ、と安直な考えで始めた。
最初の頃は、もちろん誰からも相手にされずに、全然集客ができない。いつもの自分ならここら辺で諦めてしまっていただろう。でももう後がない自分は、なんとか堪え、色々と情報を 集めながらやってきた。
そして最初の山がやってきた。ゴールデンウィークだった。人々が仕事に行かなくなると、やはりプライベートでネットを見る機会が増えるのか、自分のチャンネルのバイタルが一段上がった。これなら行けるかもと、息を上げた。
しかし6月に入ると、またパッタリと静まりかえってしまった。何をやっても集客できない。もう途方に暮れた。その時初めて、もう止めようかと真剣に考えた。それでも他のYouTuberの経験談や、ポイントなどを参考にして、もう一度初心にかえってやってみた。それが功を奏したのか、また上昇期に入り、それから2ヶ月ほど経った丁度昨日、収益化の条件となる、フォロワー数1000人。年間視聴時間4000時間をクリアできたのだ。やった。俺は収益化できる確率20%に入ったんだ。そして今日、手続きを始め、審査に通るかの決定が、約1ヶ月ほどで分かるらしい。
この審査が最後の難関で、ここを通らなければ今までやってきた事が全て無駄になる。
しかも、自分は人前に出るタイプではないので、例えばヒカキンに代表されるような、いわゆる王道のYouTuberではない。顔を出さずに情報を伝えるジャンルで、これは言ってしまえば、少しだけ勉強すれば、誰でも出来るもので、最も人口も多いジャンルらしい。ステルスYouTuberと言われている。やれば誰でも出来るジャンルなので審査がとても厳しいと言われている。そして広告単価も低いとされているから、儲かる為には相当な再生回数が必要とされている。そう簡単には稼げないよな。そしたらみんなやってる。
でもやっとその入り口を開くことが出来たのは確かだ。正直、ここまで来ただけでも上出来だ。でも本当に後がない。もし審査に通らなかったら、収入が低かったら、それでももうやるしかないよな。50代半ばでYouTuber。なかなか渋いやろ?

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